気の毒探偵＃４ 相葉＝ガルマとするならば
貴族探偵 番外編（もう一つの世界）
彼は、わたしの良き友人だ
彼とは、仕官学校からの付き合いだ。
根が、まじめで わたしの良き友人だ。
人は、かれの事を 誤解しているきらいが あるようだが
あれで なかなか熱いところも あり 思いやりもある
級友からも 好かれる所以（ゆえん）は、そんな処からも くるのだろう。
そうこれは、まだ 彼が若かりし時の話
時折 衝突することも あったが
聞く耳を 持つ 素直な性格、争いごとを
好まない 彼とは すぐに打ち解け仲良くなったよ。
「わかってくれれば いいのサ ガルマ」
１「気に するな 私たちは、友人では ないか」
２「気に するな 誰にもミスは、ある。
次に活かせばいい」
| ※２ |
ガルマ いや、こっちの世界では、相葉と 呼ばれてるようだな
「シャア少佐。上官を呼び捨てとは関心しないな。」
「これはこれは。申し訳ありません、ガルマ大佐 」
※わたしのピグ・ライフでの呼び名は、少佐だ。
気軽に 声を掛けてくれ
しのぶれど 色に出でにけり わが恋（こひ）は
ものや思ふと 人の問ふまで
色恋沙汰に、疎かった相葉も
いつのまにか アバンチュールと 称して
立派な男に 成長していく。
「ところで、物思いにふけってたようだが
ひょっとして どこぞのご婦人にご執心か？」
「さすがだな シャア よくぞ
見抜いた。
今、イセリナに燃えるような恋をしている」
ガンダム～～♪
「もちろん あなたの美しさは、アルプスの峰々よりも
気高いですが」
まー少し キザなとこも あるが 大目に、みてくれ
吹くからに 秋の草木（くさき）の しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
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そして 新たな季節へと 時は、移る
つづく・・・