※初期ガンダムと80年代から90年代のシンセの歴史を
知らないと 何のことやらに、なります。
今回の内容は、ROLANDに捧げる鎮魂歌です。合唱
わたしの愛する 愛機は、ROLANDのJX-10で、ある。
そう ジオングだ。
ローランドは、紛れもなく日本を 代表するシンセメーカーで、
その型番は SHで、始まる 1000,2000などのプリセット型から始まり
SH-7、SH-5、SH-3A、SH-1、SH-2、SH-09・・・とつづく
これらは、基本DUO、MONOの 2音、1音構成だ。
そして 時代は、和音が、出るポリフォニック
ジュピターシリーズ JUPITER に
JP-4、JP-8、JP-6 どれも 名機で、ある。
これらのある種のコストダウン機として 登場するのが、
JUNO(ジュノ)シリーズで、 JUNO-6、音色メモリーの JUNO-60
そして JUNO-106
この後 ローランドは、新型機を だす
スペースノイドのための新技術 MIDI を たずさえ
新機軸として JX-3Pが、生まれた。
このJX-3Pには 当時 POLY61と 並び 初期に、MIDIを搭載されたものだった。
※1stは、JP-6,Pro-600
数字的に見ると JP-4→JP-8 この後 6シリーズが 続くことから
一旦 離れた 1/2 の3が、選ばれたのか、それとも SH-3Aのフォルムを
引き継ぐ所以なのかは、わからない。
音色を作る操作部を 左に集中した SH-3A
音色を作る操作部を 切り離した 独自の思想 そして安定性のDCOを
装備した JXシリーズの幕開けでも あった。
この時代 3大メーカーのカードは
YAMAHA DX-7
KORG POLY61 (DWシリーズも繋がる)
ROLAND JX-3P
価格帯も 同じで、 デジタル時代の幕開けに DX-7は、外せ
ない
存在だった。
DXシリーズは、ある意味 ガンダムの様な 存在で、
(それだけ 市場で 強かった!!)
ローランド・ジオン公国は、新たな新型の投入を 余儀なくされたのである。
DXの ルナ・チタンも ビームライフルも 開発することは、
ローランド陣営は、おぼつかず。
(その技術の差は
ヤマハが、オリジナルのLSIを自社開発、製造でき
コルグ陣営は、傘下として供給されるのに、ローランドは、外注で
手に入れるしかなかった)
それでも シンセメーカとして 幾つもの 名機を 生み出してきた
ローランドにも 意地が、ある。
そこで、 開発されたのが ザクから 大幅に発展させた
ビームライフル装備のJX-8Pだった。
それまで ポリフォニック化には、成功していたが
タッチレスポンスが、反映される機体は、なかった・・・
ビームライフルは、表現力のための アフタータッチまでのことを
指していたので ある。
JX-8Pは、ジオンが、追いついた ゲルググだったので ある。
当時 流行った フィルム ボタンも 付け (DX-7と同様の)
音色プログラム部は、別にするという 荒業まで 使い
ローランドは、ここまで 来た
しかし それを あざ笑うかのように、 連邦ヤマハは、DXシリーズを
ある程度、完結させ 量産機の生産に、入るのだった。
それが、4オペレーター(DX-1,5,7は、6オペレーター)の
ジムだ。
しかも ジムスナイパーなど 中身は、そんな変わらないのに
パッケージだけ 変えだしたのである。
そう EOS(イオス)で、ある
アムロの学習コンピュータが、アシストするが ごとく
買った日から 音が、でるスピーカー内臓 ドラム音源内蔵
更に シーケンサーまで 内臓と いう ローランド潰しの体制にかかったのである・・・
ローランドは、そこで、ヤマハが、手を 付けてない
MA(モビルアーマ)の開発に着手するのだった。
優れたニュータイプのパイロットなら この状況を打開するはずだと
音源モジュール形態だ。
MKSシリーズは、ビグロ、ビグロ、グラブロ、バラウブロ、エルメスと
次々 生産されていく。(MKS-20,07等)
ヤマハも数こそ少ないが MAを幾つか開発した。コアシステムを継承する TX-7等
巨大MA デンドロビウムGP-03(TX-816)
ゲルググが、戦場に出る頃 時代の波は、大きく変わり 扱うのは
訓練間も無い 学徒動員で あまり戦力にならなかったんだ・・
そこで ジオンは、開発途中の ジオング (MSN-02 ZEONG)を 投入
※MSN-02の2は、JX-8のエンジンを2台装備している意味
だけど 開発途中なので 足(音色プログラム部)が、無かったんだ。
エンジニアの人は、
「あんなのは、飾りです」
(事実 パネル上部のボタンでも 可能だ)
このジオングこと JX-10は、ローランドの最終アナログ機と
呼ばれてるよね。
オシレーターこそ デジタル制御のDCOだけど、あとは、アナログ回路なんだよ。
X-MODも装備してるし、106と違い エンペロープも 2機あるしね。
だから 熟練者しか 扱えなくて おもわず
サイコミューな
「私に、使えるか」 なんて言ったりするんだけどね。
実際 古臭い80年代末期の音なんて比喩されるけど
それは、とても良い音質パーツを 使ってるだけで
グレード的には、106の何周りも上だしね。
ローランドのアナログの終焉を 刻んだ機体
それが JX-10
またの名を SUPER JX
すーーーぱぁーっ じぇいっ えっくぅすぅぅー だー
DCO時代の頂点のこの機体は、その後
幾つかの改良をされていく
完全に完成される前に 戦場に、だされたため
MIDI経由での 音色パラメーターが、操作できない、
カートリッジを差して状態で、ないと 記録ができないなど
不具合が・・・
そこで CPUのバージョンUPや 独自のカスタム化など
時代が、変わった今でも 進化しつづけてるんだ
ちなみに プログラムのPG800が、つくと
パーフェクト・ジオングに、
なるとか ならないとか・・・
外伝で、MA形態の MKS-70も ある
それは また 別のはなし・・・
この記事は、いくたろうじいちゃんに、捧ぐ
梯 郁太郎(かけはし いくたろう )
ジーク・ジオン ローランド公国は、不滅です
ブログサークル
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