芥川龍之介の短編小説。1920に、赤い鳥に、発表されました。

 教科書等でも、おなじみなので、ご存知だと、おもいますが、 ザックリ あらすじを・・・

杜子春という若者の話

彼は、金持ちの息子ですが、遊び暮らし、貧乏に、なります。
 すると、そこに、老人が、あらわれ、お金を、渡します。
 けれど、 ・・やっぱり、使い果たし 貧乏に・・
これが、3回繰り返されたあと、彼は、その老人が、仙人で、ある事を、見抜き 自分を、仙人に、してほしいと、頼みます。
 すると、老人は、仙人であることを、明かし、試練を、与えます。
 それは、自分は、これから出かけるが、帰ってくるまで、一言も、 口をきいてはならないと、いうものでした。
彼は、そのあと、鬼たちに、拷問されたりするのですが、耐えました。
 けれど、母親が、ひどい仕打ちに、あわされ、 耐え切れず「お母さん!」と一声、叫んでしまい・・

現実に、戻った彼に、仙人は、声を、出さなければ仙人に、なれたものに と そして、もし、あのまま黙っていたのなら、八つ裂きに、していたと・・  

 ※この、理不尽な不条理は、なんでしょうか・・ 長年、この問題の解決に、苦しみました。
黙っていれば、八つ裂きに、 声を、出せば不成立・・・では、どうすれば、仙人になれるのでしょうか?

答え1:そもそも、仙人は、彼を、仙人にする気は、毛頭なかった。 地道に、人としてまっとうに、生きなさいと。

 ある時期まで、他に打開策が、ないので、これで、納得してたのだけど、 ネットで、検索していて 自分の無知を、思い知らされました。