独りの広いベッド

 想うのは、あの子のこと。

 今頃あの子もベッドで独り。

 泣いてないかな。
 寂しがってないかな。
 得体の知れない虚無感に
 押しつぶされてないかな。

 心の穴、その全ては
 決してあたしじゃ
 埋められないんだろうな。

 泣かないで。
 あたしがいるよ。
 あんなやつ忘れなよ。

 なんて言えっこない。

 今はたくさん泣いても
 そのぶんあたしが
 笑わせるから。

 まゆちゃんは
 ひとりじゃないよ。

 あやがおるよ!