今までずっと
自分と
自分の拳を
鍛えてきた
拳の皮が破れて
血が吹き出ても
ひたすら叩いてきた痛みに拳が震えても
歯を食いしばって
叩いた
馬鹿の一つ覚え
ただ強くなりたい
それしか無かった
いつしか
何を叩いても
痛くなくなってた
だけど
強くなった訳じゃ
なかった
痛みに「慣れた」だけ
実際に道場でも
それなりに
誰とやっても勝てた
だけど
そこだけの話
大会や他の道場で
俺より強い人なんか
ゴマンといた
強くなったつもりだった
永遠に届きそうにない
ループの様だった
壁だった
そんな時に先生が
ある席に誘ってくれた
「お前はプロになる訳やない…だけど練習内容は引けを取らない。
何で続けてるんや?」
この問いに
「強くなりたい」
と答えた俺
先生は微笑みながら
「肉体は衰える」
そして
「今お前がやってる事は自分という樹を
育ててるんや」
「人生に例えるなら
色々な障害や問題
苦悩そして
アクシデント…
予期せぬ不運は起こる」
「これらの事
を斧とするなら」
「自分という樹が細かったら
一振りで叩き折れるやろう」
「お前は自分という樹を
太く大きく
何度も斧で叩かれようが
折れない大樹に育てようと
しているんや」
「折れない心をな
育てよるんや」
この言葉を俺は
生涯忘れない
そう思った
続く
自分と
自分の拳を
鍛えてきた
拳の皮が破れて
血が吹き出ても
ひたすら叩いてきた痛みに拳が震えても
歯を食いしばって
叩いた
馬鹿の一つ覚え
ただ強くなりたい
それしか無かった
いつしか
何を叩いても
痛くなくなってた
だけど
強くなった訳じゃ
なかった
痛みに「慣れた」だけ
実際に道場でも
それなりに
誰とやっても勝てた
だけど
そこだけの話
大会や他の道場で
俺より強い人なんか
ゴマンといた
強くなったつもりだった
永遠に届きそうにない
ループの様だった
壁だった
そんな時に先生が
ある席に誘ってくれた
「お前はプロになる訳やない…だけど練習内容は引けを取らない。
何で続けてるんや?」
この問いに
「強くなりたい」
と答えた俺
先生は微笑みながら
「肉体は衰える」
そして
「今お前がやってる事は自分という樹を
育ててるんや」
「人生に例えるなら
色々な障害や問題
苦悩そして
アクシデント…
予期せぬ不運は起こる」
「これらの事
を斧とするなら」
「自分という樹が細かったら
一振りで叩き折れるやろう」
「お前は自分という樹を
太く大きく
何度も斧で叩かれようが
折れない大樹に育てようと
しているんや」
「折れない心をな
育てよるんや」
この言葉を俺は
生涯忘れない
そう思った
続く