会社からの帰り道、コンビニに寄って、電気と水道代を振り込んだ。


コンビニを出て、空を見上げると月が出ていた。


子供の頃、月が出ていると、祖母にお月様から金運の援助があるから拝みなさいと言われたことをふと思い出した。


祖母からそんな話をよく聞いていたので、月を見ると祖母を思いだす。


祖母を思い出すと、母を思い出す。


思い返せば、母と祖母は本当に自分を愛情を持って育ててくれたと想う。


そんな愛情を注いでくれた人たちはもうこの世にいない。

しかし、自分の中には確かに存在している。母も祖母も。。


思い返せば親友も亡くなった。

親友も自分のことを信頼して大切に思ってくれていた。本当に有り難い存在であった。


母、祖母、親友。

これだけ自分を想ってくれる人はこれから出会えるのであろうか。そう想うと、家への帰路、目頭に熱いものを感じずにいられなかった。


涙は負の感情を洗い流してくれた。