今日は、久しぶりに合コンである。今のところテンションはそんなに高くないが、何せここの所、彼女のチェックが厳しく、思うように動けていなかった。この田舎の地を離れるのももうすぐなので、ここで最後にスパートを掛けたいと思う今日この頃。


合コンも東京の医者の連中の話を聞くと、スッチーなんかとの合コンもあるらしい。田舎の医者には無縁の話だ。・・・・同じ職業なのになんで、こんな地域差があるのだろうか?それだから、医者も田舎に少なくなるのだろう。もし、田舎に医者の数を増やしたければ、充実した娯楽施設やレベルの高い合コンなどのイベントをたくさんやるとよいのではないだろうか?


4月に都会の病院へ戻ったら、結婚しもちろん同棲だ。もう、身動きは取れない。そうなったら、お金でスッキリとした関係を買うしかない。4月に行く都会には、そこそこ有名なソープランドがある。もちろん、会員制だ。

まだ、会員ではないが、先輩医師には、会員がたくさんいるみたいだ。4月からの目標は、まず、会員になることだ。


毎年、異動の時期になるとスパートをかける医者は多いという話を聞いたことがある。頑張らねば!

 週に1,2回ほど今いる病院のサッカー部の練習(といっても体育館でのフットサルなのだが)に参加している。フットサルをした後は、疲れ果ててグッタリとなってしまう。部屋へ戻ったら、シャワーを浴びて、「今日は早めに寝よう。」といつも思うのだが、実際はよく、外科の上の先生から飲み会の呼び出しがあったりする。

 

 それから、同じ職員宿舎に住んでる人たちは、そのサッカー部所属が何人かいるため、フットサルをやった日は、周りの目も甘い!

・・・ということで、彼女ではない人と飲みに行ったり、ホテルへ行ったり、時には部屋へ呼んだりすることもある。隣の部屋の人にばれないように出入りするのは、少し興奮を伴ったりもする。なにせ、隣の人は、なぜかよく鍵をかけずにドアもちょっと開いた状態だし、建物がボロでドアの開閉のときにスゴく音がするからだ。

しかし、今までのところ隣人は知ってか知らぬか、一度もツッコまれたことはない。


昨日もいつものごとく部屋へ戻りシャワーを浴び、やはり「今日こそは、早く寝るぞ!」と思っていた。ところが、12時ごろに携帯が鳴り見ると研修医:大N先生と表示されていた。これは、修羅場をくぐり抜けた後、僕が考え付いた手法で、浮気相手の名前を定期的に変更していくというものだ。その浮気相手が、ここ最近僕の携帯の中では研修医:大N先生なのだ。もちろん、これもしばらくしたら、別人の名前に変わる予定なのだが。


その子は、飲み会だったらしく、外から電話をかけてきていた。電話で話しをしていて、僕はその子と関係を絶たなければならないと考えていたので、すごく悩んだ・・・・・が、「まだ、焦る必要もないかな」と思い、結局、会うこととなった。フットサルでクタクタだった僕は、さすがにホテルへ行って頑張る気力はなく、時間も時間だったので、僕の部屋へ呼び出した。


・・・・当然、隣人Kには、気づかれずにである。


そして、部屋で話をして、当然のごとくHをして寝たのは朝の4時であった。僕は、朝7時には起きなければならなかった。起きれるのだろうかという不安のなか眠りについたが、その後、おそらく6時ぐらいにその子は部屋を出て行った。帰り際に忘れ物が無いこと確認して帰って行ったのだ。


しかし!僕が起きてみると、コタツの上に指輪が置いてあった。


「うげっ!」

そういえば、昨日、手で触りまくられているときに、あたるんで、外してた!というのを思い出した。


しかし、まあ、今度返せばいいかと思って、そのままコタツの上へ置いたまま出勤した。


ところが、今日の昼休みに、最近僕は、同じ宿舎に住む、S人科の先輩医師と僕の部屋でタバコ吸うために部屋へ帰るのだが、今日も、そういう話になり、僕の部屋へいくこととなった。


僕の頭には、そのままにしてきた指輪がとっさに浮かんだ。

見つかったら、絶対にツッコまれる・・・と思ったが、まあ、バレていいやと思っていた。しかし、その先輩医師は、僕が近々結婚することやその子と縁を切ろうと考えていることなどを話していたので、嘘つきになると思い言うことをためらってしまった。


と考えていると、その先輩医師が、部屋にタバコを取りに行ってから、俺の部屋へ来ると言い、自分の部屋へと戻っていったので、俺は、自分の部屋へ戻るととりあえず、指輪を手に取ったものの、やっぱり言おうか、言うまいか悩んでいたら、先輩医師がタバコを持って僕の部屋へ入ってきた。思わず、僕は反射的にポケットへしまいこんでしまった。


僕にとって、フットサルの後の時間は大切な時間。やっぱり、誰にもバレないようにしておく必要があるのだと思った。

今、回っている小児科の先生たちについて。一番上の部長は、歳の男の先生で、他は比較的若い女医さんが2人で構成されている。そこに2ヶ月ごとに僕らスーパーローテーターと呼ばれるお客さま集団が一人ずつ周ってくる。



部長:

それなりに歳をとっているようで、50歳は超えているのだが、頭の状態から年齢を推定しにくい。・・・・頭の状態はというと、てっぺんはほとんど、禿げ上がった状態で、前頭部の方だけ左サイドからの強引なサイドチェンジを行っているため、なんとも不自然な髪の毛の流れとなっているため余計に視線を向け辛い。


2番目の先生:

女医さんで院内では、きれいと評判の先生である。推定年齢30歳の南国地方出身の先生で、しゃべり方にも訛がある。確かに女医さんとしては、きれいな類に入ると思う。しかし、たまに気が抜けている日なのだろうか、話をしていると少し息がくさいことがある。もちろん、僕の息もくさいと思われていることだろう。まあ、お互いさまだ。そんなとき、勝手ながら、ちょっと引く・・・・現在、彼氏募集中だそうです。


3番目の先生:

推定20台後半のこれまた、女医さんである。多少、顔に吹き出物があるのが目に付くが、汚い感じは全く無い。しかし、白髪と思われるものがあり、苦労が伺える。この先生もまた、地方の女医さんとしては、なかなかのレベルではないかと思う。僕としては、どちらかと言うと、こちらの先生の方が好みである。


3人とも、とても優しい先生である。注射や診察をした後の子供たちに声を掛ける先生たちの姿を見ていると、子供が本当に好きなんだなぁと思う。そんな中、全く子供をあやそうとしない、使えない研修医がいる。よく先生たちは怒らないものだ。・・・・それとも、すでに子供をあやすのは無理だと思われているのかもしれない。2ヶ月間、頑張って無愛想な顔につくり笑いを作ってみようと思う。




 先週末は、彼女との結婚のことが、急速に進んだ。

というのも、4月からは研修も終了し、晴れて大学病院へと帰ることになるのだが、これを機会に彼女とまずは同棲をしようと考えていたのだが、これが甘かった。・・・お互いの両親としては、当然、同棲だけを許すわけがなく、きちんと入籍するように言われたのだ。


となると、4月まで時間がなく、それまでに、結納だとか挨拶だとかを済ませなければならない。もう、この移動したての時期に用事が増え、訳がわからない。


とりあえず、土曜に彼女の家に行くことにした。5年付き合っていて、更に彼女の実家が隣にあるというのに厚かましくたびたび、彼女の家に泊まっているのを目撃され続けながら、しらじらしくしていたのだが、今更ながら、親に挨拶に行ってきました。

当然、O.K.というか、逆に、なあなあにしていたのを注意されてもおかしくないくらいでした。温厚なお父さんで助かりました。


そんな中、僕の中で引っかかっているのは、彼女ではない女性のことです。これから、どうしようかと、悩んでいます。もう、関係を切らなければならないとは、思っているのですが、どう切り出してよいのやら。

一時期よりも、僕もその子に対して新鮮さも薄れてきているので、自分でも今がチャンスかなとは思っています。


その子には、結婚するときは、早めに教えてと言われてはいるのですが・・・・ホントに、あっさりと言ってしまって良いものか思案中です。


その子は、僕の知らないうちに彼氏と別れいて、しかも、そのことを言うと重たく感じられると思い別れたことを隠していたみたいなのです。・・・・それもまた、重たいような。


近いうちに結納も迫っていることだし・・・・・頑張ってみようかな・・・・

この前、彼女ではない別の女性とホテルへ行った。今まで、彼女とは、ホテルへ行ったことが無かった。ホテルへ行くことに賛否両論あるが、基本的に僕は、必要がなければ行かない派である。雰囲気を変える目的では使わない。


最近行ったホテルの中で、良かったのは、できたばかりなのだが、露天の温泉付きのブランドホテル(?)とかいうやつで、田舎にあるくせにそれなりの値段がするところなのだが、そこは非常に満足度が高かった。しかも、そこの露天風呂は、天然ではないが、ちゃんと成分や効能が書いてあって、どこの温泉と一緒にしてあるかというと北海道の「二股」温泉と書いてあった。とういうことで、彼女とは行けないと思った


もっとも最近、行ったホテルは、大きな国道沿いにある、見るからに古いホテルだった。なぜ、そこを選んだかと言うと、ちょうどお金の持ち合わせが少なく安いホテルを探してした。そして、その外見から逆のギャップ(中は最近、改装したばっかりできれい、とか・・・)を期待して入ったのだ。しかし、世の中はそんなに甘くなかった。外から見たままの年代物であった。


エロビデオは1本¥300ぐらい払って、テープが並べてある棚から選んで、自分でデッキへ入れるようになっていた。風呂は、なぜか全面ガラス張りなのだが、そのガラスにいかにも古臭い花の絵がたくさん描いてある。しかも、室内に入ったら、エアコンは点けてなく、とても寒かった。それから、電話もプッシュ式でなくダイヤル式という状態だった。


しかし、それはそれで、最近のありふれたホテルとは違った雰囲気で、いつもより盛り上がってしまった。


そして、朝になり、帰ろうと思ったもののエアシューターは当然なく、お金はどこで払うのだろうと思って、とりあえずフロントへ電話したら、おばあちゃんが出て、僕が「出ます」と言うと、飲み物の利用なども聞かずに、「ちょっと待ってね」と電話を置いた。僕は、計算か何かしているのだろうと思い待っていたが、おばちゃんはいっこうに電話に出ない。お金を払う場所もわからず、そのまま待っていると、突然、「ピンポーン」とチャイムがなった。


「え゛」

今どき、直接精算にくるの???、ってか、電話は放置したままかよ!!と思い玄関の方へ行ったら、玄関のドアのすぐ横にパチンコ屋の両替所みたいな小窓があってそこから、おばちゃんが、「5000円ねぇ~」と叫んできた。俺は、すぐに5000円払うとおばちゃんは、いつもは、どっちか一つしかあげないけど、今日は、「サービス」と言って、ローカルなスーパーとかに売ってありそうなストッキングピーチネクターをくれ、「また、きてねぇ~」と元気に去っていった。なんとも、喜ぶべきサービスなんだろうか?なかなか、迷惑なサービスであった。「二度は来ないなぁ。」と話ながら出て行った。


帰りに良く見てみると、ほとんど部屋は埋まっていた。リピーター多いのかな?

確かに、昨日はそれなりに盛り上がったし・・・リピートしてしまうかも?と思った。

僕には、付合って5年になる、もうすぐ結婚をしようとしている彼女がいる。そして、もう一人、親密な関係の女性がいる。


いけないとは、解っているものの、なかなか関係を整理することができない。


結婚をしている諸先輩方の話を聞いても、結婚は失敗したとか、結婚は我慢の日々だとかあまり良い話は聞かない。もちろん、結婚してしばらくの間は、楽しいのだろうが、10年、20年してくると、夫婦間の溝は大きくなるようだ。


今、僕は少なからず、彼女に対して燃えるような恋愛感情はない。好きという気持ちはあるが、むしろ会って心がドキドキするのは、もう一人の女性だ。


人間は、誰しも飽きがくるものだと思う。どんなに好きな人と結婚してもいずれ飽きはくるだろうと思う。今の彼女は、交際相手ではなく結婚相手として申し分のない相手である。・・・・体の関係は、今は殆んどない。今年に入ってからまだ、一度もない。・・・・まずい、そろそろ彼女もまた、疑い出すのではないかと不安になってきた。


そんなことから、禁欲の日々を送っていた。そして、次に彼女と会うときには、燃え上がるつもりだった・・・・しかし、禁欲とは、なかなか難しい修行で、特にアルコールの力が加わると脆くなってしまう。・・・・結局、1週間ぐらいしかもたなかった。


そう、そしてあと1,2日後の週末に彼女と会わなければならない。果たして、頑張れる自信は全く無い。

今日から、小児科での研修がスタートした。2年間の研修の最後の研修先である。


うちの病院の小児科の医者は3人である。部長は、50歳を超えた頭の薄いおじさんで、残りの2人は、30歳近くの若い女医さんである。


この時期は、小児科といえばインフルエンザである。外来で、高熱を出している子供たちの鼻の穴に次々に細い綿棒を突っ込みインフルエンザを見つけていく。


前に小児科を回った研修医の話を聞くと、外来で点滴とったり、検査したりするだけとのことであった。・・・・2年間の最後が、それかぁ・・・・なんとも、やる気の起こらない科なんだろうか。


今日は、殆んど、外来で上の先生の外来を見学するだけであった。学生となにも変わりが無かった。


厚生労働省もヒドイよなぁ~。


これから2ヶ月、この生活が始まるかと思うと、今から気が滅入る。

今日で、精神科の研修も終わりである。他の科に比べると長かった気がする。

精神科は、独特と言われるが、やはりちょっと、他の科には無い要素が多い。その科を選ぶかは、個人次第であるが、僕は少なくとも一生、精神科をやろうとは思わなかった。

精神科の患者さんも初めは、どの程度、干渉してよいのか難しかったが、最近では少しは上手く向き合えるようになってきたと思う。


ある男性の統合失調症の患者さんが毎日書き綴っているノートを見せられたことがあった。統合失調症に特徴的な言葉のサラダで、意味のつながらない文章がたくさん書かれていた。

その患者さんは、主治医を非常に慕っていて、そのノートにも主治医に対する考えがたくさん書かれていた。その中に、僕のことも書かれていて、すごく褒めちぎってあり、少し恥ずかしかった。


その文章の終わりに「○○先生に抱かれたい、セックスしたい、亀○を~」と、上から横線を引いて消してあるものの、その文章が、目に入った。


僕は、必死に動揺を隠しながら、そのあとその患者さんと会話を続けた。


・・・・精神科は無理だなと痛感した瞬間だった。世の中の精神科の先生には、頑張って欲しい。僕には無理です。




先週末は、この田舎町を飛び出して都会へ行ってきました。しかも、先週末は彼女の誕生日でした。

もちろん、一緒に都会へ行きそこでプレゼントも買う予定にしていました。


彼女と一緒に行ったものの、それぞれ泊まるところは友達のところで別々ということもあり、僕は、友達と合流しブラブラとすることにした。都会には、田舎には無い、名だたるブランドの店が揃っていた。


僕も、社会人として今年から一人前に扱われる。ある程度の格好も必要と思い、今までのような学生の延長のような格好でなく、大人の格好をしようと、洋服を揃えることにした。


GUCCI、PRADA、Dior、D&G、アルマーニ、ギャルソンといったブランドを回りいろいろと欲しいものを探したが、なかなか決めることができなかた。その日の夜は、友達と酒を飲みそう遅く無い時間に友達の部屋へと戻った。僕は、誕生日前の彼女に対し取りこぼしの無いように、夜11時ごろに電話をした。そして、その時は、日付が変わったら誕生日メールをしようと思っていた。まずまずの上機嫌であった。その後、僕は友達と久々のサッカーゲームに夢中になっていた。途中、メールが入ってきたが、そんなもの無視してやっていた。2回目のメールが入ってきて、何か嫌な感じがしたためにメールを見てみると、


「サイテー!!」


と入っていた。何?と思い、もう一つ前のメールを見てみると


「あーあ、がっかり。」と0時30分頃に入っていた。


「あ゛!!!」


そう、ゲームに熱中するあまり誕生日メールを打ち忘れていました。・・・・僕は、やっとのことで友達から1点をもぎ取り、異常なまでの喜びを感じていたのですが、その直後に彼女からのメールが入り、テンションは一機に下がってしまいました。


すぐさま、彼女に電話したのですが、もう手遅れ状態・・・・・「明日は、一人で帰るから、じゃあね。」

って、・・・ちょっと、遅れただけなのに・・・・女は、なんて過剰反応する生き物なんだと思いました。


そんなに、怒る事なんでしょうか?最近、浮気を疑われ、すべてが疑いの目で見られている僕は、このような些細なミスも許されなくなっているのです。


最近ドラマで唐沢寿明主演の「小早川直木の恋」であってる主人公の奥さんを思い出してしまいました。ちょっとした事でHystericを起こしてしまう。僕の彼女は、あんなにひどくはありませんが、あのドラマを見ていて、僕は小早川直木にはとても共感できる部分を感じました。あんな中、やさしい言葉をかけてくれる、そこそこきれいな人が現れたらそっちへ行ってしまいます。


そんな事を思い出しつつ、次の日は、まずは彼女の誕生日プレゼント(ネックレス)を買いに行きました。プレゼントで多少、機嫌が良くしてから、話そうとういう作戦でした。その後、電話で交渉し、どうにかこうにか彼女を街中へ呼び出したものの、突然、彼女は俺でなく俺の友達と話しがしたいと言い、友達と彼女は1時間以上、話合いをしていました。当然、友達は俺の味方です。その間、僕は、待ちぼうけ・・・・近くの店をブラブラしてみたものの落ち着かず、挙動不審でした。


友達の説得が効き、彼女は機嫌が良くなって戻ってきました。女とは、なんと勝手なものか!さっきまで、会いたくないと言いながらさんざん文句を言っていたのに、機嫌が良くなったとたんに何も無かったかのように振舞うのです。そんなもんかなぁ?こっちの雰囲気というかテンション崩しておいてそれはなでしょ!?


しかし、その場でまたもめるのは、賢くないし彼女の誕生日だからと思い、グッと我慢しました。


ただ、その後、僕は狂ったかのように洋服をグッチ、プラダ、D&Cなどで買って回り大金を使い果たしてボロボロになって、家へと帰りました。


もし、このまま結婚したら、何年か後の誕生日にまた、蒸し返されるんだろうな・・・・・女って恐ろしいです。





昨日は、突然、朝から今、勤務している病院の理事長に、お見合いの話を持ちかけられました。


理事長「突然なんですけど、お付き合いされてらっしゃる方はいらっしゃいますか?」


「はい、いますけど?」


理事長「そうですか、私の知り合いの娘さんのお見合い相手を探していて、ちょうど先生はどうかなと思ったもので・・・」


「すみません、せっかくいただいた良いお話なのですが、申し訳ありません。」


理事長の話によるとその女性は、僕と同じ年頃で、某有名国立大学の出身で現在、薬剤師とのこと。兄弟は、かの東京大学卒業ということで、田舎には珍しい優秀な家系の方だというお話でした。

僕は、一度、お見合いというものをしてみたいと興味を持っていましたが、お見合いをすると、いろいろと周りにきを使って断ったりしなければならないので、それはそれで大変だという話は聞いていましたが、お見合いは、コンパとは違い、ある程度周りの人のフィルターを通ってくるわけで、それはそれで、ある程度期待の持てるような人と知り合うことができるチャンスだと僕は思います。・・・・まあ、ルックスは、初めの写真鑑定でよほど気に入らなければ断れるわけですし。


ただ、この田舎でフラフラしていた代償として、今年には、今の彼女と結婚する決心をしました。なので、彼女がいるので、お見合いするのは無理だろうと思ったのです。



理事長「こちらこそ、すみませんでした、もし、先生が一度会ってみても良いと思われるならばと思ったもので。」

と最後に言われ、『なんだ、彼女がいてもお見合いしてオッケーだったんだ!』と思いました。


医者になり、たくさん見合いの話が出てくるというのを聞いたことがありますが、僕は初めてのことでした。恐らく都会の医者は、多いのだろうと思いますが、田舎の医者にとっては、あまり縁の無い話なのだと実感しました。