クリスマスの日に言う決まり文句「メリークリスマス」にはほとほと愛想が尽きたんや | なまめかしいマサキン谷へようこそ

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真剣にみると損をするのでテキトーに。

イッイェェェェェェェイ!













メリィィィィィィ






クリスマーーーーース!!





きゃっほーーーい!!



シェイクッシェイクッ!!












『Christmas』



真面目に読むと



クリストマス











時々思う。



いつの頃からだろうか



クリスマスになっても



胸の高鳴りを感じなくなってしまったのは…と。






原因は分かっている。



おそらく



俺の心のダムが崩壊してしまった事が最大の原因なんだと思う。
(無駄に年をとったせいだろう)



そして



今や、死んだ魚の目と同等…



いや、おそらくそれ以上に



目は死んでいる。



濁りきっている。



しかし、このままでは



いかぬ。



奮起した俺は



みずみずしい生きた目をとりもどす為に






ファミレスのモーニングを



ちょいちょい



たしなむ事にした。









そういえば



クリスマスで



思い出した事がある。






最近



ファミレスのモーニングを堪能しようと



とあるガストに行った。



隣の席には



4人編成の一家がモーニングを堪能していた。



その一家の個々のポジションは



俺が座った目線から



左奥・おばあちゃん



右奥・子供(小学生高学年くらいのオス)



左手前・お母さん



右手前・お父さん








そして俺は



その一家の



寸劇を目の当たりにした。








おばあちゃん
「いわし君、これあげるからなんでも好きな物買いな(ハート)」

※孫の名前を忘れたので、ここではいわし君とする。
(顔がイワシにうっすら似ていたような曖昧な記憶があるから)







でもいわし君



憎たらしい子供に
ありがちな反応。



ゲームしながら
(おそらくあれは3DSであろうフォルムだった。だが俺の視力は0,3だ。だから違っていたらすいません。)



首をコクッとするだけ。



その反応を見た俺は



よその子供ながらも



(このクソガキに『お礼を言う』という社会教育を熱血指導したろかいっ!)



と、スクランブルエッグをもぐもぐしながら思ったわけだ。



そしたら



お母さん
「そんなんあげなくていいからぁ!クセになるでしょぉー!やめてやめてぇ!」


おばあちゃんから孫への
おこづかいを
阻止しようとするお母さん。



いわし君、ゲームに夢中。


そしたら



おばあちゃん
「ばあちゃんが孫にあげるんだから何が悪いのよ!あんたにあげるわけじゃないの!」



おばあちゃん、確かにそうだ。



すると



お母さん
「いいっていいって!いらないって!」



やっぱり拒むお母さん。



そうだね、お母さん。
クセになるからね。



案の定、



その攻防は白熱していった。



しかし、いわし君



一代上の親子のバトルは



見慣れている様子。



だから、ゲームに夢中。



そこで俺は気付いた。



お母さんの隣には



お父さんがいるっ!



一家の大黒柱・お父さん!



頼れるお父さん!!



お父さんがこの母娘ウォーズに終止符を打ってくれるに違いない。



期待を胸に



俺はお父さんを見た。チラッ



サンタさんを見た時
きっとこんな眼差しをするだろうくらいの
キラキラした眼差しで!
(あれ?死んだ目卒業?)


お父さんを見た。チラッ



そしたらお父さん









DSやってるぅぅぅ!



ちょいちょい、いわし君になんか分からない事を聞いているのか



楽しげにゲームしてるぅぅぅ!



それとも、なにかぁ!



通信かっ!!



お前ら、通信対戦やっとんのか!



クラァ!






そんな事を言っていたら
(思っていたら)



なんかもう



戦争、終わってた。



母と娘の全面戦争は



母(おばあちゃん)の粘り勝ち。



しかし二人とも



次の話題にコマを進め



早くも仲直り。



爆笑していた。



これは一件落チャックで良いのだろう。



それにしても



おばあちゃんのその時の満足そうな顔



俺は、一生忘れな






その日だけは忘れないだろう。
(実際は店を出る頃には忘れていた)






おばあちゃん、お母さん



お疲れ様でした。






いわし君



ありがとうくらいはちゃんと言いなよ。






お父さん



ガッカリです。









と、



クリスマスにもってこいのファミリーと遭遇でき



カフェラッテのおかげもあってか



ほっこりできたのは



まぎれもない事実。



(おそらく8割5分がカフェラッテのおかげだったのでしょう。今さらながらカフェラッテのポテンシャルは計り知れない。)






そんな、おもしろ家族を目の前に



俺はこう思った。









(店員さん、トーストの焦げ目もうちょい欲しかったわ…)









結論



サイコーだねっ






クリスマスって。












毎度おなじみ
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☆チキチキ・幸運の風水術☆

朝起きて、折りたたみの携帯がスマフォに変わっていたら『吉』