札束をイスにしてしまう、そんなブルジュワジィな小学生が織り成す素敵なお話 | なまめかしいマサキン谷へようこそ

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真剣にみると損をするのでテキトーに。

茶魔が初めて柿野くんお家にお邪魔しました。



茶魔に初めて会う柿野くんママは



茶魔に言いました。



「御坊さん初めまして。お噂はかねがねで…」



すぐさま茶魔はこう言いました。



「金ならあるぶぁい!」



苦笑いながらも柿野くんママはもう一度



「いえいえ、お噂はかねがねで…」



すぐさま茶魔は



「金ならあるぶぁぁいっ!」



貧ぼっちゃまを指さして



「金がないのはこっち!」








そんな天然ボケのおぼっちゃまくんがいっちょ前に好きでした。



ませガキでした。

















そう



あれは遡ること、十数年前…



小学生の頃、なにかしらのマンガでも買おうかと思い




地元では

あの『いまい』(母校・緑中学校のすぐ隣にある文房具屋さん)をも凌ぐと言われ続けた勢力を持つ



あの

『けんぶんろく』

という



本も売ってる文房具屋さんに行きました。



着いてすぐに、おぼっちゃまくんが目に入り



単行本
『おぼっちゃまくん』の購入をクソガキながら決意しました。



ませてました。






ただ



何巻も発売されてるおぼっちゃまくんの中の一冊を撰ぶのは至難極まりないことで



ひとつひとつ、丁寧に表紙を吟味しました。



この時点ではもう



ませ道を極めそうな



ま仙人になりつつありました。



店のおっちゃんも口に手を当てて
「うわ、ませとんな~」
と言ってただろうくらいに



ま仙人でした。






そして1分間の死闘の末



抜擢されたのは












『5巻』












決め手は…













石塚正樹のなまめかしいマサキン谷へようこそ-STIL0005.jpg






このブルジュワジィ感たまらんでしょ?











※単行本・おぼっちゃまくんの表紙は大概がブルジュワな感じです。