4月4日。

この日は私にとって特別な日にあたります。


誰にだって物事を始めるのにルーツ、きっかけというものがあるように、

私にもストリートを始めるきっかけがありまして。







―二年前。


その頃の私は、以前組んでいたバンドが解散になり、

しばらく仕事に打ち込んではいたものの、突然の期間満了宣告を受けて。


それを機に、ずっと想い描いていた音楽の道を本格的に志すことを決意して、

新しいバンドを組んだり、積極的にボイトレの見学や体験に参加していて。


その日もボイトレの見学に友人と参加していました。


すると、帰り道に突然友人が、


「知り合いが路上しているので、ちょっと寄っていっていいですか?」

と一言。


私はとにかく音楽に触れていたかったので、友人と共に路上ライブへ向かいました。



そこには一人の男性が立っていて。


それまで路上ライブというものに触れる機会がなかった私は、

人見知りということもあり、最初は少し怖くて

どう接していいか分からずにいました。


でも話したり、歌や演奏を聴いてる内に、


凄いことやってるなと衝撃を受けました。


二回目に会った時にも名前を覚えてくれていて。


一番衝撃的だったのが、冬場の凍てつく寒さの中、

彼だけが、いつもの場所でひたむきに歌い続けていたこと。


それを目の当たりにした時、素直にその姿に感銘を受けて。



それから私の中では師匠と勝手な位置付けをしてしまいましたが、

尊敬するアーティストの一人となりました。




ここから今の私は始まりました。


Tyのストリートのルーツです。



今となってはもうお馴染みのリスナーとなりましたが、


その中でも昨日の彼のストリートは、私にとって特別な回になりました。


もう二年前とは状況やスタイルも随分変わったように感じますが、


根本は何も変わってはいませんでした。もちろんいい意味で。



それが嬉しくて、本当に楽しい一日になりました。



音楽好きでよかった。


些細な出会い、一期一会に感謝です。



本当にありがとう。