二ヶ月前の二十七日に三十九歳から四十歳に変わった。

 

年齢だけが一つ変わって他は変わらないと思っていた。

 

でも、とてもとても大切なものを失った。

 

六年前に特に心が瀕死の状態で少しずつ回復して

 

回復する過程で様々な覚悟とか諦めとか考えてきたのに

 

本当に失ったときの喪失感というのが

 

これほどまでのものとは思わなかった。

 

未熟者だった。

 

結局、分かった振りで誤魔化して逃げていたのだ。

 

本当に覚悟を決めた生き様に大切なことを教わった。

 

自分で考えた大切なことと教えてもらった大切なことを

 

上手く混ぜ合わせて一日一日を歩んでいこうと思う。

 

それにしても、後悔しか残らない。

 

あなたがただそこにいてくれるだけでいいのに。

 

この気持を忘れないようにしたいから

 

久し振りに日記を書きました。

 

 

ここ数週間は、天気がころころ変わります。

 

一日のうちに晴れて曇って雨が降ってした日もありました。

 

まるで今の私の心のようです。

 

今日も同じような天気です。

 

久し振りの早朝ランニングでは、夏の色をした朝日が体を熱してきます。

 

三年間住んだアパートから二度目の荷物運び。

 

断捨離をはじめてテレビも電子レンジも食器棚も炊飯器も処分していたので

 

本や服、日用品を袋に詰め込んだらもうほとんど荷物はありません。

 

どうしようか迷っているのは、冷蔵庫と洗濯機だけです。

 

クレジットカードも一枚だけで充分事足りることが分かったので、

 

大学生の時に作ったクレジットカードを退会しました。

 

"情報やモノは変化しないからこそ人間が変化して対応するのです

 

森(自然)の中に身を置けばそれに気が付きます。"

 

と養老孟司さんが述べられていた。

 

最近はよく分かる気がします。

 

体も心も柔軟に流れる空気や水のように、

 

ときに雨風に耐える石のように

 

今を生きて、そして、今に生かされようと思う

 

六月二十六日十三時二十分でした。

 

また、気が向いたらできるだけ思ったことを書きます。