前回のつづきです。

 

ではクロージングを決めるためにどうしたら良いのか。

 

簡単です。

以下のことを念頭に商談すること。

 

一、短時間商談を心がける

二、相手に全力集中する

三、デモンストレーションする

 

 

まず、商談はロングにしてはいけない。

過去に年配者相手に体力勝負をし、契約をとった例も見てきたが、これはよくない。

何故か。

ひとは常に保守的、逃げることをかんがえている。

今日決めたくない。結論はあと回しにしたい。

八割の顧客はこう考えている。

 

この場合時間切れイコール帰宅である。

 

帰宅されると、次来店する保証はない上に、ライバルを増やすことになる。

そして、次回があったとしても、あなたの考えた最高のセールストークはもう相手には通用しない。ひとは同じ説明は二度も聞かない。

 

また、説明だけで満足されてしまうおそれがある。

(丁寧な説明員付きのウインドウショッピング)

 

このような結果を起こさないためには、クローズはすぐ掛けるべきである。

もしくは「今日買うのはありですか?」というようなプレクローズをかけるのも良い。

 

とにかく商談は鮮度である。

夏場の刺身並みだと思ったほうが良い。

 

 

つづく

 

クロージング。

 

セールスの最大の関心事にして、山場。

これを制すか否かで、大きく結果が変わる。

 

受注かゼロか。

1オア0などと割り切れないほど、その結果の差は大きい。

 

しかもその後のモチベーションにも影響してくる。

 

私はこのクロージングに失敗し、なんども顧客を逃がしてきた営業マンを知っている。

 

彼らにまず共通しているのは、プレゼンテーション能力が高いこと。

 

プレゼン能力が高いとダメ?そんなことはない。

共通していることがそれだったといこうこと。

(この能力が高いに越したことはない!)

 

 

武道に演舞というものがある。

これは闘う様を演じるのである。実戦ではない。

ひらりひらりと優雅にその世界を演じるのである。

 

クロージングに失敗する人間は演舞をする。

よく新人時代にやったロールプレイングがまさにこれだ。

顧客が来店し接客する。フリをする。練習。

 

これは基礎を作る上ではとても重要なことだが、実戦にそのままトレースしてはいけない。

 

なぜか。

このロープレにはセールスがセールスを接客し、セールスをクロージングしているからである。ネタがお互いに割れており、勝手知ったる仲ではなんの成長も見込めない。

(ただし、話す練習にはなる!)

顧客が同業者だけであるならば、これで良いが、残念ながら同業者はあなたの商品を買わない。

 

失敗してしまうセールスはロープレなどを繰り返し、プレゼン能力UPだけに注力してしまうのだ。

 

我々の仕事は商品を販売することである。

説明だけして、終わってしまったら、それは説明員である。

イコール自身の時間と顧客の時間を無駄にしてしまうことになる。

 

これだけは絶対にしてはいけない。

 

 

つづく

はじめまして。

 

D太郎と申します。

 

自動車販売の仕事をしています。

過去には様々な営業を経験し、苦難を乗り越えてきました。

ときにはテクニック。

ときには気迫。

またあるときは、懐に飛び込み契約をとってきました。

 

私は自身をセールスプロフェッショナルであると自負しております。

それと同時にセールスヘルパーであると考えています。

 

このブログでは、私の培ったノウハウや経験を公開します。

これからセールスの道に進む方、現在セールスをしている方。

必ず成功できます。

 

才能、才覚は不要です。

 

全ては行動にて決定されます。

 

ここに書く事は明日からすぐ、簡単に実践できることのみです。

 

これで必ず良い結果が出ます。

 

約束します。必ず良い結果が出ます。

 

小売で培った経験や技術は、扱う商品が変わっても、通用します。

 

 

安心して読んでください。

 

 

D太郎