前回のつづきです。
ではクロージングを決めるためにどうしたら良いのか。
簡単です。
以下のことを念頭に商談すること。
一、短時間商談を心がける
二、相手に全力集中する
三、デモンストレーションする
まず、商談はロングにしてはいけない。
過去に年配者相手に体力勝負をし、契約をとった例も見てきたが、これはよくない。
何故か。
ひとは常に保守的、逃げることをかんがえている。
今日決めたくない。結論はあと回しにしたい。
八割の顧客はこう考えている。
この場合時間切れイコール帰宅である。
帰宅されると、次来店する保証はない上に、ライバルを増やすことになる。
そして、次回があったとしても、あなたの考えた最高のセールストークはもう相手には通用しない。ひとは同じ説明は二度も聞かない。
また、説明だけで満足されてしまうおそれがある。
(丁寧な説明員付きのウインドウショッピング)
このような結果を起こさないためには、クローズはすぐ掛けるべきである。
もしくは「今日買うのはありですか?」というようなプレクローズをかけるのも良い。
とにかく商談は鮮度である。
夏場の刺身並みだと思ったほうが良い。
つづく