Dすけの、神奈川~北海道!!徒歩旅計画。
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病院と仕事と2万円

Dすけです。只今焼けた肌の脱皮中、Dすけです。

遅くなって申し訳ありません。
2011年7月11日の日記です。

(2011年7月13日・現在。Dすけは、自宅に戻り、再スタートのために膝の治療・計画の練り直し・再準備をしております)



群馬県・伊勢崎で一度旅をストップし、地元に戻った翌日。

僕は整形外科で診察を受けていた。


足の甲で2枚。
両膝をそれぞれ2枚ずつ、レントゲンを撮影し、先生が両足をクネクネと曲げながら診断。

「これ痛い?」

「それじゃ・・・これは?」

「う~ん・・・膝腫れちゃってるねぇ」

「両膝を同時に痛めるなんて、何したの?」



「あの~・・・2週間ほど徒歩で旅をしまして・・・150kmほど・・・」



「ハハハ、それはそれは・・・随分とワイルドな事したんですねぇ(笑)」

以前診察してもらった時は、無口なイメージだった先生も、なんだか今回は冗舌だ。



診察の結果、骨などに異常は無かったが、膝は炎症を起こし軽く水が溜まっていて、右足の甲は腱鞘炎とのこと。
膝の水を抜く治療はしなかったが、炎症を抑える薬と痛み止め、それに少し強めのシップを処方された。

完治までにどれ位かかるかも訊ねたが、「う~ん・・・それはどれくらい負担がかかっていたかによるので、何とも言えませんねぇ・・・」ということだった。

ただ診察の最後に、また同じ事を繰り返せば、同じ様な状態になる可能性は高い、そして、もし旅をストップせず続けていたら、完全に膝が壊れていただろうと言われてしまった。

う~ん・・・当たり前だが、完治したらやはりトレーニングは欠かさずにやろう!!


自宅の階段の上り下り、自室のロフトベッドの上り下りも、グニャングニャンのこの膝では、一苦労だ。

帰りがけに近所のドラッグストアーに寄り、サポーターを購入。

これを着けるだけでだいぶ違う。

photo:01


■サポーター様、しばらくお世話になります。よろしくでありんす。



それに仕事も探さなければ。
何もせずにこのまま元の生活に戻り、季節が過ぎるのを待ち、再スタートに望む気は無い。
今のまま旅を再開すれば、また同じ様にリタイヤするのは目に見えている

資金ももちろん必要だが、なにより精神力だ。

もう一度精神力を叩き直し、この甘えきった根性を鍛え直したい。


実家に居れば、飯に困ることも無い、金に困ることも無い、生活に困ることも無い。
ただ、このままじゃきっと駄目な気がする。


僕はお袋に2万円を返した。

徒歩旅10日目に靴を送ってもらった際に、一緒に入っていた2万円。

これは貰えない。そしてこの先も貰ってはいけない。当たり前だが、そう思う。


2万円を手渡しながら僕はお袋に言った。


「再スタートまでの間、どこか住み込みで仕事をしようと思う」



これは、僕の『脱皮宣言』だ。

脱皮するのは、この夏焼けた肌だけではないのだ。



再スタートまでにやる事
■膝の完治
■仕事を探す
■資金の貯蓄
■計画の練り直し

■自分の事は自分で
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