特許出願等には、都道府県等の助成金制度があります。

例えば、東京都の助成金制度では、外国へ特許出願する費用の半分を助成金として出してもらえるものがあります。

助成金をもらうには、申請書類を提出したり、出願時期に決まりがあったりと、面倒な手続きが必要です。

そうした面倒な手続きを終えると、審査がなされ、助成金を出してもらえるかどうかが決まります。

晴れて助成金を出してもらえることになった場合は、まず費用の全額を弁理士に払い、その領収書を証拠に助成金をもらうことになります。

ここが重要です。助成金を他の目的に使われないためでしょうけど、先に弁理士への支払いを済ませないといけないのです。

助成金をもらってから支払いを済ませようと考えているケースが多いと思いますが、これが大誤算になってしまいますので、ご注意ください。