以前少し触れましたが、特許等には国際出願というものがあります。

国際出願は、出願して暫くすると国際的に公開されます。そうすると、出願人の氏名や住所等も公開されてしまいます。これが、よからぬ業者の目に留まってしまうことがあります。

よくあるのは、よからぬ業者が国際機関を装って出願人に請求書を送りつけてくるという事例です。

送り付けられた請求書は、詐欺のようなものなので、支払いをしてはいけません。

実は、今日もそのような請求書について相談を受けたので、「無視してください」とのアドバイスをしました。

WIPO(世界知的所有権機関)も注意を促していますので、十分、ご注意ください。