テレビでやってたんで観てしまった『ハリー・ポッターと賢者の石』壮大な前フリであろうことは間違いないけど、それでも面白かった。ローテク(に見える)な特殊撮影技術がちょいちょい挟まってあの世界観空気感を盛り上げてるようで嬉しかったなぁ。
ハリー・ポッターといえば友人から聞いた話で「原語でずっと読んどったから、いまさらヘルメイオンを別の呼び方でなんて出来ない」と嘆く帰国子女がおる、というのを思い出します。‘Hermione’をどう発音するのかで、活字から親しんでいた彼女は「ヘルメイオンって不思議な名前」と思いながら読んでいたのに映画のせいで『ハーマイオニー』が市民権を得てしまい違和感を抑えきれないって話。
発音をどうするかで迷走、ってのは結構ある話のようで、私の大好きなSTAR TREK(TOS)の映画版では‘Uhura’を『ウラ』『ウーラ』『ウフーラ』、‘Sulu’を『ズールー』『スル』『スールー』と発音が表記と共に一作ごとに変わってました(今更『カトー』は無かったけど^^;)。
文字や文法から母音の数まで違う言葉を置き換えようってんだから無理が出るのは当たり前。
NFLグリーンベイの看板QBに‘Brett Favre’てのがおりました。当然日本のメディアは発音と表記法に苦労(ファヴル、ファブレ、ファヴーリなど、彼の地の中継アナウンサーの発音からしてまちまち)し、業を煮やしたNTV増田アナ(当時NFL中継担当)が本人に直接聴いたところ「ブレット・ファーブで良いけど、正確には最後に小さく曖昧母音(アとエの中間音)が付く」とのこと。そら混乱もするわ。
以上、この日曜日にもテレビでハリー・ポッターやっとったけどまさかの3作目だったんで敢えてスルー(>_<)えんどうたいと でした♪