これは地層の断面写真ではない、
高速道路脇のコンクリート製の擁壁なのであるのだが、
普通のコンクリート素地の灰色な機能性だけの擁壁とは違い、
多くの人の目に触れる為か、少々景観に配慮されていると思う。
地上から地下(この先は海底)に入る為か、平凡に風景等を模した柄ではなく、
地層とした発想は、この場所ならでは、という希少な例である為の採用であったかもしれないが、
人工的な擁壁を透明にし、本来の自然のあるべき姿にしたような発想で面白い。
このような、以前は無機質な只の工作物であった物が、
ひと工夫され景観に配慮されるこういった事例が、最近特に増えていると感じます。
私が仕事柄、最近特に意識するのは、工事用の仮設材。
特に養生パネル・仮囲いパネル等が代表であろうが、昔であれば、単に白色等の単色の物や、
せいぜい建築会社(ゼネコン)のロゴが印刷されていた位だったと思うのだが、
近年のeco意識の高さからか、今は人目に付く場所に、樹木の柄を施したグリーンの物や
公共物であれば、その自治体の宣伝広告や地産物のアピール
更に観光地であれば、有名な催し物・歴史的な建物や観光名所を印刷した物や
グラフィックシートを貼った物、ついよそ見をしてしまいそうな目を惹く物もある
パネル柄で色々ある中で、今、特に意識したいのは、グリーン柄。
都市部では、最近多く採用されている様に感じますが、
関心させられるのは本物の樹木を植えている事例が目立つようになってきた事。
長期の工事限定ではあるが、ただ単に職場であろう建築現場にも、
日々水を与え木々を育てる生活感と地域に根付く親近感が沸き、
その志しにも感銘を受ける。
今ecoによる太陽発電・風力発電の係わりの他、
屋根(屋上)や壁面緑化・屋上菜園、駐車場緑化による、
ヒートアイランド現象緩和の作用を狙ったもの。
未だ私も知らない、建築の知識だけでは知りえない数多くの自然との係わり事。
ecoだけでは語れない様々な事柄と建築としての器デザインとの融合、
それが今後、これからの建築デザインのテーマに多く採用される事であろうと思う。











