自分専用の個室を与えて貰えた子供の頃の話し…


いつも散らかし放題で、部屋中をゴミの山にしていたくせに、
部屋の模様変えは、とても大好きで。
飽きたり(親から片付けろと言われ)大掃除になる時は、
家具の配置を考え、すぐに綺麗に片付けし移動・実行していた。


とは言っても、やる事・やれる事には限りがある。


床を張り替えたり、壁のクロスや天井材を変更する事は経済的に無理だし。
(せいぜいポスターを貼る位…w)
机・ベット・本棚・(時代を感じるが…)ステレオ等の
現在有る家具を同じ部屋の中だけで配置だけを変えて、
気分を一転させるのには(子供の頃の僕には)限度があったのだ。


だから頭の中だけで、床や壁・天井の模様替えをイメージしてみたり
新しい家具を買うならどんな物が良いか空想する事が多かった。


ある時、
もっと何か劇的に変化を付けられる良い策がないものかと、
寝ながら考えていた時にふと頭をよぎったのは…

今、正に目前にある天井が床になり、床が天井になったなら凄く面白いだろうな
という発想だった。


それは、既に空想の域ではなく、
そのまま足を伸ばして(天井に)着地し、イメージできる事で、
考えれば考えるほど、色々なモノが現実に近く考えられる為に、

より刺激的で、面白く感じた。


先ずは照明器具が床にあるって面白い
(フロアライトなど発想もしない子供時代の事)
それがペンダントライトだったら、尚更面白そうだ。

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絨毯を天井に張るって面白い
畳だったりフローリング・床タイル等、他の床材でも面白そうだ。


白い天井材が床の色って面白い
(今なら普通に白い床材はありますが…w)
配色が、床~壁~天井に行くに連れて明るくするのが、

(広く高く見せる為)狭く低い日本の洋室の定石。
それを正に、ひっくり返すのだから、
逆さになるだけでとても面白い。


だが、同時に欠点も見えてくる


家具を配置するのに、床に固定された照明器具は、
かなり邪魔だw

無論、下(床)から照らされていて常にまぶしいだろうw


壁も逆になるとドアも逆になり
ドアなんて跨いで入れたら(秘密基地みたいで…)面白いだろうな…
とは思うが、何か運ぶときは面倒だw
寝坊して急いでる時なんかは、突っかかり怪我をしそうだw


頭で空想するより現実的に今、目の前で見ている物が逆になるという発想は
たしかに劇的に変化するし、とても新鮮なアイデアだったと思われる。
ただ、発想に酔ってしまいがちだが、
見た目(デザイン)を重視するあまり、使い勝手を悪くしてしまうのは
単純過ぎていて生活を主とする住宅としては良くない。


では、ある一部分や、店舗のディスプレイ・売り場としてはどうか…
問題は山積みであろうが、数十年経った今、アイデアとしては普通であろうが、

イメージやヒントとしては

面白い


と感じてくれる人が中には居るのではないだろうか?


このブログを今読んでいる人は、

先ずは今天井を見上げ、それが床になる想像、

すべてが逆になることをイメージしてみましょうw


(何か発想が変わるかも…)

東京郊外在住
商業店舗の建築デザイン(意匠)設計を職としています

バブル期は、主に遊技場(パチンコ店)の仕事が多かったのですが
現在はオーナーさん・メーカーさんの兼ね合いで
住宅の仕事や他の一般建築・設備の細かな部分・メンテナンスまで
色々とやらせてもらっています。


自分の建築デザインのヒントは
普段気にしない様な、何て事もない所からや
テレビの番組やインターネット・雑誌・カタログ
休日のショッピング中にだったり…

散歩・ジョギング中の道すがらでの
誰かのアイデアだったり…

観光・名所旧跡地での色彩感やスケール感だったり…
時に空想・妄想だったり…


そんな色々なヒントから感じ取った事を
忘れない裡にブログ化してしまおうという計画です


そして、それをまた誰かが感じ取って
良くも、悪くも
様々な事柄のヒントに応用してくれればと思います
(欲張り過ぎですか?w)