見ました!

実は私、今までの押井守作品はちょと苦手意識がありました。
(パトレイバーは好きでしたけど)

自分が基本的に単純なタイプなので、難解なものが得意ではなかったのです。
とゆーか・・・映画でまで頭使いたくないというか(笑)

デザイナーにあるまじき単細胞な私・・・
い、いいんです、いいんです。背伸びしたっていい事ありません(笑)

でも今回は妙に見たくて見たくて。
我慢出来なくて。

求めていたからでしょうか?
探していたからでしょうか?

自分がどうしたいのか、戸惑っていたからでしょうか?

気がつくと、映画館に足を運んでいました。


正直、万人向けではないでしょう。
今回の作品は押井守色が控えめになっているとはいえ、やっぱり押井守ワールド。

でも、素敵な映画でした。
私には。





『キルドレ』と呼ばれる、永遠に大人にならない子供達。

大人に「なれない」のか、「ならない」のか。

殺される事でしか死ぬ事がないキルドレ達は、自分達の生きる意味を「空」でしか持てません。

子供のままでは成長出来ない。
でも汚い大人になるのは嫌だ。
どうせ何をしても変わらない世界。
どうせ何をしたってかなわない大人。

でも・・・変わりたい。

そんな悲鳴が聞こえてくるかのような、キルドレ達の葛藤。

漫然とした「死」のような日常と、
自分達の役目を遂行する「生」きるための戦闘。

そんな毎日が、ただただ、延々と繰り返されます。


でも・・・

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いつも通る道でも、違うところを踏んでいくことができる。

いつも通る道だからって景色は同じじゃない。

それだけでは、いけないのか。

それだけのことだから、いけないのか。

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そして主人公は、何かを、自分を、愛する人を、変えるために、行動を起こします。



私達が起こす行動全ては、例えささいな事であっても、決して無駄じゃない。
たとえ、その変化が、目に見えない程の小さなものでも。

あなたの存在は無駄じゃない。



そんな映画でした。
(正直ちょっと眠い場面もあったけど・・・ぼそっ)