はい、こちらも先月に観に行きまして終幕した作品でございます。

虚構の劇団の旗揚げ3部作の一つであり、再演作です。

残念ながら私は初演は観ていないので、役者の皆さんが当時よりどれだけ成長したか、変化したのかはわかりませんでしたが、こちらも非常に楽しめる作品になっておりました。

感想は間隔あけます。











































まずは内容から

近未来、この国のあらゆる場所に監視カメラが置かれ、
人びとは見られることで安心を得ていた。
「見られる」ということは、「見ている」誰かが存在するということ。
誰かを見つめつづける義務を課された男の人生が、ある映像をきっかけに狂い始める・・・。

って事で、こちらは皆さんご存知の様に監視カメラ、防犯カメラがあって何か不足の事態に備えているって事は、これは常にその場所では見られているって事ですよね。

この話はそんな見る側にたった一人の男性とその婚約者の女性を軸にしたお話。

男性は警察署にて防犯カメラを監視するお仕事。

毎日、毎日何かおかしい所がないか見ている訳です。

そこに自分の愛する女性を見かけたら皆さんどんな気持ちでしょう?

もちろん、その場は気恥ずかしくもあり、気になったりしますよね。

そして、彼女に気づかれずに、その見た事を聞いて(今日、○○にいなかった?)、彼女にウソ(ううん、行ってないよ。人違いじゃない?)をつかれたら・・・・

そんな感じで物語りは始まって行きます。

ぶっちゃけ、文明の利器って何だろう。そして、それを扱うソフト側の人はどこまで立ち入って良いのだろうと考える作品でした。

監視カメラがない時代なら現代の問題である盗撮やこの様な人間関係に明確な疑心暗鬼を植えつける事はありません。

その一方で監視カメラが出来る事で以前に比べて安心感、防犯に役立っている事も事実です。

私達は既にある意味で監視カメラの元に置かれている状況(世界)なのが当たり前なんですよね。

文明が発達しすぎる事で人の生活を犯さなくて良い部分まで犯してしまう。そんな答えの見つからない難しさをどう解消したら良いのか?

その点では、モヤッとする部分はあったんですが物語が良い感じで終わりになって納得できたので見ていて面白い切り口の作品であることには違いありません。

また秋に公演があるので次も観ようと思える劇団です。
と言う事でこちらも先月に見てきた舞台です。

急遽、主演の方が体調不良にて降板されたので少し気になったんですがゲキバカの石黒さんのお芝居を観て見たくて巡り合った作品です。

感想は間隔をあけてから書きます。
ちなみに既に終幕しているお芝居です。

































まず、あらすじです(抜粋)

目覚めると彼女は島にいた。
枯れない緑、消えることのない虹、大人にならない子供たち。
ここは、子供の頃に思い描いた『あの島』そのものだ。
彼女は思う。
「空を飛びたい」
気がつくと、集まってきた子供達も海賊たちも彼女と一緒になって願っていた。
「空を飛びたい」
そこに一人の少年が現れて言った。
「空なんか飛べるはずないだろ」
深まる謎と明るい絶望が島を覆い尽くした時、止まっていた時計が再び動き出す。
「不思議の国のアリス」「ヘンゼルとグレーテル」に続き2010年ほさかようが描く
灰色のファンタジー「ピーターパン」!



実際には、このお芝居は、ある少女の心の中で繰り広げられたお話なんです。
この少女は今の人生に絶望して自殺をしようとする瞬間に繰り広げられるお話なんですが、実は人間って生き物は死ぬ事に100%傾く事はないんですよ。絶対に数%は生きたいと言う気持ちが残る。

その主人公の葛藤をピーターパンをなぞらえて描かれたファンタジー作品でした。

そして、その主人公である少女の自殺を止める為に彼女の中の母が別の少年(彼女の同級生)の意識を潜り込ませるのです。
この少年が最後に言うんです。

『話をしよう。・・・お前の話を聞いて、それから、なんか言うよ。・・・お前さ、大丈夫だよ。』

って、さっき書いている事と矛盾する部分があるんですが、生きたいと思う気持ちがあっても、ほとんどの気持ちが死にたいって気持ちなんですよ。

その気持ちを思い留まらせるって事は実際に考えても並大抵の事じゃない。死ぬなって事を言う事は簡単でも相手の気持ちはそれじゃあ変わらない。
きっと、自殺してしまうんです。

それを留める為にはって所に凄く苦労があったんじゃないかと思います。
自分から何か語って止める事も出来るのかもしれないんですが、結局の所は、相手の話を聞いてあげる事で、本人の死にたくない気持ちを増幅あるいは意識させてやるしかないって言う一つの解答なのかな?そんな形で生まれた台詞なのかなと思いました。

それを考えると非常に奥深い作品だったな~と思います。

もちろん、ここに至るまでの経緯も踏まえた上でなんですけどね。

生と死、そして人生が希望に溢れている訳ではないけど、死ぬ程の物でもないし、それなりに良い事も悪い事もあって捨てたもんじゃないんだよって語りかける非常に感慨深い作品でした。
もう既に先月になったんですが、少しは書いておこうと思います。
また、一応終わってはいますが内容に触れるので間隔あけます。

























MUさんのゴージャスな雰囲気とめんどくさい人を観てきました。

こちら、それぞれ1時間ずつの公演でそれぞれ3バージョンの設定が用意されていました。内容は以下の通り。

[A]『ゴージャスな雰囲気(男)/めんどくさい人(女)』
→絶対王様の初演に近い、男性メインのナルシストたち。/親の遺産で金持ちになってしまった女が、男性の娼夫を買っている。

[B]『ゴージャスな雰囲気(女)/めんどくさい人(男)』
→性別を反転させて、女性メインのナルシストたち。/親の遺産で金持ちになってしまった男が、男性の娼夫を買っている。

[C]『ゴージャスな雰囲気(男女MIX)/めんどくさい人(マダムMIX)』
→性別を混ぜた、男女入り乱れたナルシストたち。/親の遺産で金持ちになってしまったマダムが、高校生の娼夫を買っている。


って事で上から順に見て行ったんですが、芝居が熟成されていった事もあるのかもしれませんが、Cの設定が一番面白かったです。

ゴージャスな雰囲気は一番現代っぽい形に仕上がっててドタバタ感が面白くてよかったです。逆にAの設定は少し古い昭和ちっくな感じのお芝居になってて、何となくツボにハマるものがありましたね♪

逆にAが凄かった分、Bのインパクトは弱かったのが残念。もう少し女性構成ならではのインパクトがほしかったかも。

そして、めんどくさい人は何と言ってもBのガチホモはやっぱり無理っすあせあせ
もう濃すぎるし、この手の話もって感じで凄い1時間を過ごしたものです(笑)

Aが一番普通みたいな感じでよかったですね。一番オーソドックスみたいですんなり受け入れて見る事が出来ました。

ただ、やっぱりCの設定が役者と演出が一番フィットした印象でした。脚本の設定は無理がある設定なんですが、そこは役者の演技で違和感はあるのは分かってるんですが、良いんですよね。

何となくありますよね、悪さは分かってるんだけど妙にフィーリングだけは良いって事。

あんな感じでした。

今回はフリーパスを購入したので格段にお安い形ですべての作品を見れてよかったです。

以上、すっごく簡単な感想をば