それを個室であれば、リモコンでチャンネル廻すようにして切り替えられるということで。
先に書いたけれども、まずはTVなので地上波の番組を観ることができる。北海道と東北の各県を跨ぐけれど、そこいらは多分自動で周波数やら調整してくれてると思う。そこに特に意識は行かなかったので私の中ではさしたる問題ではない。ただ、21時前のローカルニュース時はまだ室蘭の南東辺りだったのでド道内だったのだけど、出て来たNHK札幌のアナウンサーが著名な数学者(具体的に言えば広中平祐さんの若い頃) みたいなユニークな髪型がえらく印象的だったのと(市川泰さんと仰るのだそうな) 例えば宮城県なら、『とある提示された事案に対する県の見解』みたいなものが北海道だと勿論表記が変わってくるのだけどいきなり『道』とどんと出されてくるとどう、ではなく
「……みち?」
と読んでしまった訳で(笑)
他には、飛んでいる飛行機のモニターにもよくあるけれども、今乗っている機体(この場合はフェリー) はここに居ます、と地図と機体というか船、の現在地の示される画面への切り替えもできる。飛行機は乗っていても数時間とあっという間だけど、こちらはひと晩かけて移動するのでその限りではなく、帰り道ながらも『旅してる』感を否応なしに掻き立ててくれる。これがまたいい。画面内の表示を見ると約20ノット、時速にすると40km/hとまぁのんびり航行しているのだけどずっと見ているでもないし(いや、私は見てられるけど笑) やれごはんだお風呂だと済ませてきてからまた見ると、少しずつではあるけれど進んでいていつの間にか下北半島の東まで船アイコンが動いてたりしてなんかこう嬉しくなったりね(苦笑) そして実は船内は、Wi-fiも繋がりがいいという訳ではなく(ひと晩1kくらいでの船内Wi-fi環境を使うことはできるけどね) 結局陸地にある中継局の電波を拾ったり拾えなかったりして進んでいる感じなんだけど、そんな訳で強制デジタルデトックスなところもあったりするから余計に、TVとか見てたりするようになるんだわ。いや、デジタルデトックスに関しては私はもう一切繋がらないかなーこのひと晩はとも思ってたので、これでも「え、結構繋がるじゃん」てくらいのもんだったけど。
そしてもうひとつ。まぁこれはどっちかつーと出港前と出港してから暫しの間、で見掛けた『非常事の乗客の心得』みたいなものを絵とアナウンス(日・英) と字幕(日・英・中・韓・亜剌) で流してるのだけど、その際の絵がとっても……藤子不二雄A先生的というか、花咲アキラさん的というか……いや、どっちかって言や後者のが強いかな……だってなんか、支給された救命胴衣来て指示待ちしてるお客の中に殆ど岡星さんみたいな御仁が居るものな……あと禁止事項として『逃げる際には大荷物で逃げないで』とアナウンスしてる際の、大荷物かかえて逃げようとしてるおっさんの絵なんかは花咲さんの初期のタッチそのままだもの<来たよヘンなところでヘンなマニアックぶり(笑)
とまぁそんな訳で。こんなところでまで私のツボをいたく突いてくる太平洋フェリーはつまり、30年経ってそれは侮れないフェリー会社となっていたようなのだった<大ゲサ
