あるところにムゲンちゃんというハンドルネームを持つ女の子がいました。

ムゲンちゃんの本名はちえで70歳です。

年齢詐称の常習犯です。


ちえは年をとりやる事も特になかったのでパソコンを始めました。

そして、顔を見られず若いふりをして不特定多数の人々とやりとりができるネットというものにはまってしまいました。


ちえばあさんは年であり、腰も痛いので自分でもうそろそろ死ぬだろうなと思っています。

そんな中、マドロミという寝ることの好きな女の子とネットで知り合う事となりました。


ちえは、マドロミの悩みを聞く事が日課となっています。

ただ、ちえとしてではなくムゲンちゃんという一少女として。

今日もそんなマドロミちゃんという女の子の悩みに答える事となりました。


「ねえ、ムゲンちゃんさあ。。ロト6が当たらないの。。馬もパチンコの成績も芳しくないの。。私、もうどうしたらよいのか。。」


ちえは考えます。


「まあ、この子ったら山っ気が多いんだから。。そう、おまえなんか」


ちえはキーボードに入力します。


「山師になるといい。本物のな。」


マドロミはこう返事をしました。


「マウンテンラバーになれって事ね。富士山へ行きご来光を拝んでくるわ。」


受け取られ方が違ってしまいましたが、もうどうでもよくなってきたので

ちえは入れ歯をつけてせんべいを食べました。