おじいさんの欲求を満たすために息子は一日付き合う事となりました。
とりあえず、おじいさんはものすごい豪華な飯が食いたいと言いました。
年も年なのでそんな脂っこいものも食べれないという事もあり、
うなぎがいいという事になりました。
そして、二人はうなぎを食べに行きました。
あくまでも庶民なので、そこまで高いうなぎは食べさせられないので
2千円くらいの特上うな重を食べさせる事にしました。
ぼそぼそと、パリパリに焼きあがった皮を口に運びながらおじいさんは、
「うん、うまい」と言いました。
おなかが一杯になったおじいさんは次に、
「海外へ行きたい。」といいました。
息子は困りました。
「海外かあ、、今から海外へいくのは九州からフェリーで韓国か、、」
とりあえず息子は車を運転して近場の港へ行きました。
そこで、船の掃除をしている猟師に頼み込んで船をだしてもらいました。
船の上で息子は言いました。
「ほら、海外だ。」
おじいさんは「おお、ここが海外か。。」とポツリと遠くを見つめながら言いました。
港へ戻り、おじいさんは言いました。
「悪い事がしたい。」
息子は困りました。
悪い事をして刑務所に入れられたらたまりません。しかし、約束は約束なので。。
暑い日だったので、近くの立ち飲み居酒屋に入りました。
そして、息子は生中を二つ頼んで二人で飲みました。
息子はいいました。
「平日の真昼間からお酒を飲んで、ブラブラして世間体が悪いだろう。宗教によったらこれはとても悪い事だし。」
おじいさんは言いました。
「ああ、確かに悪いことだ。申し訳ない気持ちで一杯だ。。」
二人でおいしく飲み干しました。
少しお酒も入りほろ酔いになったところでおじいさんは
「女が欲しい。」
と言いました。
息子はもう面倒臭くて、家に帰りたくなってきました。
つづく