皆さま、いかがお過ごしでしょうか
今回は、今までの流れとは少し違いますが、
急遽
何故に日本の衣服はこうなってしまったのか?を
考えていくことにしました。
私は…
洋裁の教科書や雑誌の古本を集め始めて、
15年ぐらいたつでしょうか…
ヤフオクがほとんどなのですが、
買い始めたらきりがなくて…、
もう、かなりの冊数になっています。
その中から…
↑こちらを読んでいました
すると、よく見れば見るほどに、
だんだん、だんだんと…
押し付けられていく流行というものを感じていき
「ひどい、あんまりだ」
という思いがこみ上げてきてしまったのです…
西洋文化がどのようにして日本に入ってきたのか?
どのような経過をたどったことで
自分たちを卑下し、
西洋体型にあこがれをいだくようになってしまったのか?
わかってはいるものの、
慣れ過ぎて考えなくなってしまっている。
それを、皆さんの脳の奥から引っ張り出すことはできないか?
是非、私と同じように悔しがっていただきたい
ラストに、ほっとする写真(動画)をご用意いたしております。
リアルに体験していない時代も、
なんとなくDNAが記憶しているものと感じています。
どうぞ、最後までご覧ください🙇
どんどんと自分たちの体型に合わなくなっていく流行
「若い女性」別冊付録より…
この3冊の雑誌は1967年~1968年までのものです。
ちょっぴり”サイケ”が入っている時代。
↓こちらは、黄緑の本の一ページ目です
中を見ていきますと、体型別に合うものを選んではあるものの
根本的に日本人の体型に合わないデザインが多いような…
私はこれを見てなんだか悔しかった…
だって、このモデルさんたち、
どの方も美しいじゃないですか
その数年前はというと、まだしっくりといってますよね
(仕立て方や写真の取りかたもあるとは思いますが
色々な写真を見ての結論です)
仕方がないからと、疑っていなかったものの、
何故に、わざわざこの素敵な服を着れない状況を作ってしまうのか…
1964年発行「服装」より
せっかく仕立てた服も次の流行の為に
もう着ることができなくなり、
その上、日本国民の、
西洋人体型へのあこがれはどんどんと強くなっていきます。
なぜに…こうもやすやすと皆さんが流行に飛びつくのか
そうです。
この人の来日、大いに関係あり
↑これなんかツイッギーじゃないと着こなせないような服に見えます
悔しいかな…
無茶苦茶かっこいいですよね~~
ツイッギー大好きです(・O・)\(–;ピシッー
目覚めよ日本人(東洋人)
島津保次郎 - 家族会議 / Yasujiro Shimazu - Family Meeting (1936)
Scene from The Bastard (悪太郎), 1963
わざわざ、自分の魅力を低下させる服をえらぶことないと思うんです。
暖を取るためだけだったらいいとしても、
オシャレをしたくて着ているんだから…
こんな当たり前のことができにくい世の中
変えることはできないものなのでしょうか
【追加コメント】
ミニスカートのワンピース、
アニメのアナと雪の女王や
不思議なメルモちゃん(大人になった)みたいでかわいくもあるわけなのですが…
写真の見せ方や、背の高い白人モデルと並べるからってのもありますね💦