都知事選で造反 「小泉親子を潰す」安倍自民の“報復計画”
2014年2月12日 日刊ゲンダイ掲載
都知事選で細川護煕(76)を支援し、公然と「安倍政権打倒」に動いた小泉純一郎(72)。案の定、都知事選で勝利した安倍周辺が“報復”に動こうとしているらしい。「小泉親子を潰す」と憎悪を強めている。どんな報復をするつもりなのか。
まず、次男の進次郎(32)を処罰する方針だ。進次郎は「除名した舛添さんを応援する大義がない」と“正論”を吐いて応援を拒否。「有権者100人分の名簿を提出しろ」という安倍執行部の命令も無視していた。
さっそく安倍側近の萩生田光一副幹事長は「ケジメはつけてもらう」と処分を予告している。
「安倍首相は自分に逆らった人間は絶対に許さない。執念深い。恐らく、6月に行う人事でも進次郎に嫌がらせをするつもりでしょう。復興担当の政務官をクビにして無役にする方法もあります。でも、無役にしてフリーにするよりも、閣内に閉じ込めるのではないか。底意地の悪い安倍首相は、誰がやっても難しく失敗しやすいポストに就けるつもりでしょう。たとえば経産省のエネルギー担当の副大臣です。このポストは少しでも安い電力を企業や家庭に供給する責任がある。原発問題に直結している。“原発ゼロ”が本音の進次郎は困るでしょう。安倍首相は総裁選を戦ったライバルの石原伸晃と林芳正も、環境相と農相という地味だが苦労の多いポストにつけて消耗させています」(自民党関係者)
小泉純一郎は“兵糧攻め”にする可能性がある。
政界引退後、小泉元首相は財界がつくったシンクタンクの顧問に就き、年間2000万円近くの報酬を受け取っている。部屋やクルマも提供されているようだ。国内の主要企業80社が小泉元首相のために設立したこのシンクタンクは、ちょうど7年前「7年間活動する方針で18億円の資金を集めた」という。それだけに、出資企業が安倍周辺の意を酌んで「約束の期限がきたので」と資金提供をやめても不自然じゃない。
「2000万円の報酬を失っても小泉さんが生活に困ることはないでしょう。でも、クルマと部屋がなくなるのは、精神的にダメージが大きいと思う」(政界関係者)
都知事選で「細川―小泉連合」を敗北させた安倍周辺は「小泉神通力は終焉(しゅうえん)した」「もはや過去の人」とバカにし、安倍首相も小泉元首相のことを「たいしたことない」と豪語している。
しかし、ムキになって潰そうとしているのは、「小泉親子」に対する恐怖心の裏返しだ。そもそも、あの男に「報復」が利くのかどうか。
「小泉さんは、安倍自民党から仕打ちを受けても意気消沈することはないでしょう。むしろ、火がつき、さらに〈原発ゼロ〉を強く訴えていくはず。小泉さんは、いつまでも安倍人気は続かないとみている。次の総裁選には〈脱原発候補〉を担ぎ、安倍政権を倒すつもりのようです」(永田町関係者)
安倍首相も執念深いが、しつこさでは小泉純一郎も負けていない。総裁選に3回挑戦した男だ。いずれ安倍首相は「3倍返し」されるのではないか。
子は処分、親は糧攻めか/(C)日刊ゲンダイ
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舛添が公選法違反で刑事告発された。←--クリック
舛添が公選法違反で刑事告発された。
報じたのは、日刊ゲンダイ様。
1. ほかの裏社会御用達インチキメディアは、この件を黙殺するか?
2. 創価東京地検は、裏社会の指示で本件を起訴猶予?などで誤魔化すか?
3. 「公金の2億5千万円私的流用」も併せ追求されるか?
みなさんで注目致しましょう。情報感謝。
有権者に寄付行為 市民団体が舛添氏を選挙違反で刑事告発(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/news/147845
日刊ゲンダイ本紙が7日報じた都知事選・舛添要一候補の選挙違反疑惑が市民団体の告発に発展した。
「市民連帯の会」(代表・三井環元大阪高検公安部長)は、個人演説会で来場者に「五輪バッジ」を配っていたとして、舛添本人と演説会の受付スタッフを、公職選挙法違反(寄付の禁止)の容疑で、8日警視庁に告発状を送付したという。
告発状によると、今月5日、東京都町田市のホテルで開催された個人演説会で、舛添本人と受付スタッフ数人は約500人の来場者に対し、選挙用の法定ビラと一緒に東京五輪の特製バッジ(時価3000円相当)を配布して、同額を寄付したとしている。
公選法199条2の寄付行為の罰則は、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金。舛添がたとえ都知事になったとしても、猪瀬同様、公選法違反容疑で追及される可能性が出てきた。(転載終了)
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