そもそも総研の動画の文字起こしも載っていたので、転載します。怖いですねぇ~もしものことがあったらどうするのか。。。命も危険だし住めない土地になるのに、普通で考えてそんなリスクがあれば再稼働させないでしょうに。。。狂ってる・・・(゜゜;)



大飯原発3,4号機はまだ正式には再稼動すると決まっていないが、先週金曜日、野田総理は「他の原発も丁寧に個別に安全性を判断していく」と会見で言っている。
ということは他の原発も政治的に判断して動かしていく気がまんまんだなと。
しかし再稼動するとなると安全性が問われるわけだが、3つのポイントで安全性を再検証する。
1つめは、いま原発がある場所は本当に安全なの?
敦賀原発に関して保安院は4月、真下に活断層の可能性があり調査中と発表。そうなると廃炉の可能性が出てくる。
渡辺満久・東洋大教授は4年前から敦賀原発の断層の問題を指摘していた。
実は他にも真下に活断層がある原発があるんじゃないかということで、渡辺教授に話を聞いた。
若狭湾の敦賀、もんじゅ、美浜、大飯、それから下北半島の東通‥‥。
これらは原子炉の下に活断層がありそうで、そう杞憂にチェックしなければならない。
さらに浜岡と六ヶ所の再処理施設も可能性がある。

そして大飯にも実は問題があり、危険性があると渡辺教授。
敷地内の2号機と3号機のあいだにF6という断層があり、報告書を見ていると、私の目には活断層に見える。それを確認しないで再稼動は大変困る。
またF6以外にも原子炉直下の破砕帯がある。
F6がもし活断層だとすると、そんなものを再稼動させてはいけない。
調査してはっきりさせてほしい、と渡辺教授は語る。
つまりはっきりしてないのに再稼動させようとしている。

2つめのポイントは老朽化。
原子炉の圧力容器は金属でできているが、老朽化すると割れやすくなると東大の井野博満名誉教授は言う。
中性子をあびることで脆性破壊という圧力容器破損の恐れがある。
脆性破壊とはどういうことか。タイタニック号も脆性破壊だった。
日本の原発の中でその危険性が高いのは、玄海1号、高浜1号、美浜1,2号、大飯2号、敦賀1号、そして福島第一1号がワースト7。

3つ目のポイントは、原子炉の構造に問題がある原発がある。
一番古いタイプの沸騰水型マーク1は、格納容器が小さく、そのため構造が複雑で圧力がかかりやすく、壊れやすい、と元東芝の渡辺敦雄氏は言う。