超過密スケジュールの毎日。
早朝に家を出て夕方まで研修やら授業やらで勉強は夜、個人で。
体調管理で睡眠をとらないと1日もたないし、まったく時間が足りない。
飯を作る時間さえ惜しいから毎日コンビニ。
そもそもあんな膨大な範囲を覚えられる訳がない、合格はあきらめた。


まずは試験二つ。
覚えるだけの科目、脳ミソにインプット完了していたので100点。


二週間もたたず技能試験。
一発合格。

そしていよいよ最後の超難関、合格率50%の国家資格。
何度かやった模試は80点台しかとれず、絶対に無理なのであきらめて問題集には一切手をつけず。
かわりに100数十ページあるテキストを全て丸暗記だけして本番にGO。
めっちゃ人数いる。
数百人の受験生。
ギリギリまで勉強してる、そんなもん無駄よ。
いまさら焦っても意味無い。

本番。
あら、なんか簡単。。
範囲外の問題もいくつかあったので配られた問題間違ってるのかと思ったりしたが、常識の範囲で簡単だった。
数時間後、合格発表。
受かってた。
俺の受けた試験は合格者たったの7名、分母がわからんけど合格率20%以下。
会社に連絡したらやたらめったら誉められた。
これでたった三週間のうちに受けた4つの試験、全て一発合格。
資格がまた増えた。

連勝を伸ばした。
「受けた試験は全部受かる」継続。
けど本音はそんなもんどうだっていい。
目標は合格ではなく「一番」。
でも受かった人には点数教えてもらえない。
不平等な世の中。