
ユキノユーリの歌は「ロックで激しい」という意見が多いが、このアルバムは全体的にラブソングではあるのだが、人生について考え、前向きに進んでいこうとする一人の人間の「決意」を描いている様に感じる。
このアルバムの中でどの曲が好き、と言うよりは1日過した場面やその都度感じたことを全て細かく書いた日記のような、ドキュメンタリー映画のようなアルバムであるように感じるので、曲順の流れがあってこそ感じることがあるようにワンシーンだけ切り取ってその作品を評価することはもったいない仕上がりとなっている。
このアルバムから力をもらえるのは自分の中のポジティブな感情とリンクするからだろう、「激しい」と感じるのは、歌い手のユキノユーリの感情が胸に強く突き刺さってくるから。
CDを増やすのは幸せの貯蓄。
その一つとして手元に置いておきたいアルバムだ。
ユキノユーリ
「REALIZE」
1.Black or White
いきなりテンション上がる曲。ロックだねぇ⤴️
2.プロローグ
1日の始まりのような、爽やかな朝を感じる曲。
メロディーの構成がとても心地いい。
3.Noise
激しいロックな曲だが強弱が素晴らしくうまく表現されていて、揺れ動く感情が希望に変わる様を見事に歌い上げている。
4.Great Journey2
不安と勇気をスローだが力強いテンポでじっくり歌った曲。試合や試験に向かう時など後押しになる一曲だ。
5.D.F.L
これはライブで盛り上がる曲だと思う、ドラムが好き。楽しいねぇ。
6.ラヴズソング
美しい曲っすねー、これを目の前で歌われたらメロメロになりますわ。
7.透明
アコースティックで聴くならこの曲なんじゃないの?と思うわ。アコギのコードで弾き語ったらかっこいいだろうな。
8.REAL
激しさと優しさと美しさが融合したユキノユーリのイメージを表した様な、このアルバムの中心だと感じる曲。
9.Breeding
この曲もライブで盛り上がるね、楽しみだわー。
10.白昼
こういう曲がユキノユーリのシンガーとしての幅を広げているね。
11.LAG
このアルバムの物語も終盤に差し掛かり佳境に入りました。外せない大事なシーンだよね。
そんな事を感じてしまう曲。
12.Let damn!
めっちゃロックです。今日という日を突っ走ります。行けるところまで行こうぜ!
13.UTOPiA
このアルバムのクライマックスです。
まさしく最高潮です。
14.THIS DAY
選んだ一曲。「REALIZE」という物語のエンディングテーマにふさわしい。
好き。
こんな感じでざっくりレビューしてみた理由がこれ
⤵️
42曲もある中で1曲を選ぶとしたらどの曲にするのか、自分はまずきっかけとなったアルバム「REALIZE」から選んだ。
さらにその中で選んだのはアルバムの最後の曲
「THIS DAY」だ。
今日までの沢山の記憶、思い出、努力、覚悟。
それを噛み締めて明日へ向かっていこう、そんな決意と同時に穏やかさや優しさを感じる。
一人ではなく、愛するみんなで進んでいこう!
そう語りかけているような、アルバムを通して出した結論のような、長い日記に最後に記入した一言のようなこの曲が現時点で選ぶ一曲だ。
歌詞や本来のコンセプトとは関係なく、自分の直感で感じとった意見なのでこれが正しいかは分からない。
だが音楽は聴き手の自由だ、自分の状況に合わせて好きな様に楽しめる、「ユキノユーリ」の音楽にはまさしくそんな「自由」があると思うね。
そんなユキノユーリの企画に参加したい!
という方はこちらから⤵️
https://t.co/ZQ5YrfF13t