久々に面子が集い、犬千代が俺に再戦を臨んできた。犬千代は後ろに飛び、変化して俺に飛び掛る。もちろん犬千代は『狼男』となっているのでどんだけ頑張って飛ぼうと彼の爪をよけることはできない。「なめるなよ、犬千代。」といった俺は足元に水球を作り、それを爆発させた勢いに乗り後ろへ跳躍する。そうすることにより俺は犬千代の爪をよけることができた。


 「うおっ!!すげぇ技手に入れたな、お前!!でもな、俺だって新技があるんだぜ?」というと犬千代は俺の周りを何度も走り抜ける。「しまった・・・・。」と俺が気づいたときにはもうすでに遅かった。周りは砂煙で何も見えなくなっていた。そして犬千代の攻撃が迫る。2,3撃攻撃を喰らい、着物の肩と横腹の部分裂ける。そして俺はまたもや水球を足元につくり、上空へ飛ぶ。そして巨大な水球を地面に叩きつける。


 『バッシャーン』という音を立てて一帯を水浸しにする。今の攻撃で砂を湿らせ、砂煙を作れないようにしたのだ。「新術を潰しやがった・・・・・。ん、まぁ、ガチでやるかっ、次で決めるぞ?」俺は笑みを隠そうとせず、「ああ、次で決めるか。」といった俺は一刀斎にもらった『瓶割刀』の柄に手をかける。そして足元に水球を作る。一瞬の静寂。そして俺の居合切りと犬千代の爪は物凄い勢いでぶつかり合った。そして俺の肩から血が吹く。犬千代はその場に倒れこむ。


 「やるな・・・・樹・・・・。」立ち上がろうとする犬千代に手を差しのべる。「いあ、師が良かっただけだよ。」二人の顔にはかすかな笑みが残っていた