メキシコの続き
前回、パレンケの遺跡は
友達の家の近くだと書いたけど

………
メキシコの友達の家は
私が中学校の頃に初めて行った時には
お父さんの手作りの家で
まだ屋根がなくて
窓もガラスも板もない 開いたままで
私が泊まってた間は雨が降らなくて助かった
シャワーがなくて
私がいる間は我慢してたけど
いつもは 近所の外にホースがある家の
水を使わせてもらってたって
私がパパが日本のお土産で
柚子の香りのする石鹸を持ってきてくれたのを
スペインからメキシコに郵送して
「日本の柚子の石鹸だよ!」って
喜んでくれると思ったのに
手紙にはお風呂もシャワーもないから
使えないから 服にこすって匂いをつけるって
返事がきて
中学生の私にはどういうことか!衝撃で
彼女の家に初めて行って理解した
2年後にまたメキシコに行った時には
彼女の家の外にもシャワーができて
シャワーと言っても ホースだけど
でも屋根もできて 窓も板で開け閉めできてた
お母さんは学校の保健室の先生だし
お父さんだってアイスクリームを作って売ったり
ボートの運転をしてるのに
どうしてお金がないかって
お姉さんがフランスで勉強したいから
全部仕送りしてたから
そしたら今度は私の友達が
日本で勉強したいって言い出して
そのお金も両親が苦労して
出してるのに
友達が日本に行きたい理由は
氷川きよしさんが好きだから
南米の人は 日本の演歌歌手が結構好きよね
彼女が氷川きよしさんの追っかけするために
彼女の両親は貧しいんだけど
彼女が好きだった氷川きよしさんと
今の氷川きよしさんは変わってしまったから
もう好きじゃないとか言って
お父さんとお母さんが
可哀そすぎない?













