闇を貫くように
私たちは進む
空は、見えない
そこにあるはずなのに
気配さえも見せない
進む、そして進む
先に見えるのは、暗闇ばかり
それでも進むしかない
後退するには
もう、遅すぎる
でも怖くはない
それを感じるほど
余裕がない
景色は同じのが続くばかり
たまに光らしきものを
目に留まるが
それを意識する前に
進んでいく
もうそれが、快感になり
顔が歪むほど、速度を上げた時
暗闇は、一瞬にして消えた
私の前にも後ろにも人はいなく
ただ、ぎゅっと握りしめた
あなたの手と
私をじっと見つめる
貴方が隣にいた