夏の匂いがして、蝉の鳴き声、夏がひっそりとやってきた
そんな夏のはじまりと共に終わってしまう鬼桜
計１７本というツーマンツアーもあっという間、楽しい時間も
今までもこれからもきっと同じなんだろうな
もはや鬼桜ロスでしょうか
きっとこういう気持ちになるのは無限だと思っていたものが有限になって
重みがより重くなったのかもしれないし
もしかしたら喉の手術を控えて、その日が迫るにつれて
心境が変わってきてるのかもしれないけれども
みんなに近況報告しておいた方が心配かけるのか
安心するのかそれも人それぞれだと思うのですが
安心してくれると嬉しいね
知ってる方もいると思いますが今年の決意共鳴ツアーで
声が出なくなって診断の結果ポリープが見つかりまして、そこからは
まぁバンドマン人生で初めて公演を飛ばしてしまったり
あまり、体には良くない治療で決まっているスケジュールと向き合ってたんだけど
そんなポリープも腫れが大きくなると声が出なくなるし
おさまると声は難なく出るしで非常に共存が大変で
もう、その時には鬼桜ツアーも決まってて浅草も決まってて
自分自身も楽しみにしてたし、みんなもそう思ってたと思うので
もちろんキャンセルなんて１ミリも考えずに残りファイナルのみ
覚悟はしていたけど金沢まで全然なんの違和感もなく
いい状態で回れていたのだが
金沢終わりで、急に喋り声すら出なくなってしまって
一日移動日があったから神戸で治療して、すがる気持ちで寝れずに神戸の朝を迎えるわけなんやけど
その時に頭に戦線離脱がよぎるわけよね
頭に戦線離脱がよぎる選択肢がなかったものが
一度そうなった事によって、よぎる選択肢が生まれていることが
何よりも恐ろしかったから
万全の喉の状態でステージに立てない事の悔しさと
楽しみにしてくれていたみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど
それを払拭する現在の歌とパフォーマンスを各地でと
胸に決めてどこまで出るか出ないかわからなかったけど
なんとか残り１本ファイナルまで迎えることができました
メンバー、スタッフ、デイジーのメンバーやみんなが支えてくれたから
このツアー乗り越えられたツアーだと思います
だからツアーファイナルの新宿はダウトとデイジーで
今までのツーマンで一番と思いたいし思わせたい！
同じ手術したボーカリストの先輩や同期の話を聞いたりして
手術に不安も少なくなって今はちゃんと向き合えております
その後のおはなし
鬼桜ツアーを終えて、浅草公会堂を終えたら後は喉の手術を受けて
リハビリとか、ちょっと世界を見たり感じたり
きっと一人でここにいたら置いてかれてる感だったり
頭の中ぐちゃぐちゃしそうだから
１２年間走り続けてきたから、人生観を変えて人としてもう少し
深みのある人間になれたらいいなと思ったり
英語も大して喋れないから、英語も喋れるようになりたい
南国と呼ばれる所で水平線を見ながら深呼吸してみたい笑
コミニケーションが取れるようになったら
自分の知らない国で土地で知らない価値観に触れてみたい
貧困に困ってる世界の人たちの1mmでも光になりたい
でも
結果そんなに行動できてない
一つずつできてそれをみんなに伝えれたらいいね
自分が自分に飽きちゃ終わりだから
まだ知らない自分をアップデートして１０月からステージで滲み出ますように
とはいえ
自分が輝ける場所はステージしかない事だけは
自分で知っちゃってるから笑
今日から死ぬまで自分が納得できる限りは
何百、何千と毎回が絶頂期だと
言わんばかりのステージをお見せする意気込みな
２０１９年夏のはじまり
2019年8月12日(月・祝) 浅草公会堂
全席指定 前売5,500円/当日6,000円(税込) (ドリンク代なし)
イープラス・ローソンチケット
