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去るH30年1月27日(土曜日)PM4:30からホテル国際21に於いて、埴科・更級歯科医師会合同新年会 学術講演会の演者に私が更級歯科医師会会長先生より依頼されて1時間半の講演を致しました。
 
長野市、千曲市には長野市歯科医師会、更級歯科医師会、埴科歯科医師会3つの歯科医師会があります。
 
犀川を挟んで北は長野市歯科医師会、南は更級歯科医師会千曲市には埴科歯科医師会があります。
 
は更級歯科医師会に所属しています。
 
開業してもう25年目になります。毎年1月には恒例で更級歯科医師会と埴科歯科医師会が合同で新年会を開催しています。
 
毎年2つの歯科医師会が交代で学術講演会を行っています。
 
演者や講演のテーマはそれぞれの歯科医師会に任されています。
 
毎年私はインプラント、矯正の全国の学会で講演を教授から依頼されて今までに何十回としてきましたが、
私はこの25年間一度も地元の歯科医師会では講演を依頼された事がなく今回が初めてとなりました。
 
現在の更級歯科医師会、会長先生より講演の依頼が私にありました。
 
私は更級歯科医師会学術部部長を4期務めています。
 
現在も学術部長と理事の役職に就いています。
 
毎月の例会では学術的な情報など時間にして5分から15分くらい会員の先生に報告や提供をしています。
 
しかし隣の埴科歯科医師会の先生にしてみれば私という存在を知る由もありません。
 
ですから今回が初めて私の診療を見て頂く機会となったです。
 
勿論、聴講される先生方にしてみれば、
「一般診療に加えると有効な知識と治療~AFG,CGF,TAD,CBCT,アマ除等~」
という何だか横文字で略号みたいな演題なので、
「どんな講演するのか?」と
あまり乗る気で最初は見ていなかったと思います。
 
しかし私は講演する前から学術部長である立場で
会員の先生が「どんな分野に興味があるのか?」とか、
「どういう講演を聞きたいのか?」とかを
年度のはじめにアンケート調査をしていましたので
このような訳の分からない演題の中でも
先生方が必ず興味が沸く内容を十分に吟味して
講演会当日に備えました。
 
講演内容は現在の歯科治療では全て最先端です。
 
しかし私自身歯科医師になって30年を過ぎて
インプラントや矯正治療などの特別な治療だけでなく
一般的な保険診療でもあらゆる分野において
「ここが難しいんだよね。」という点を
常に自己研鑽に努めて勉強してきましたので、
そこは聴講される先生方も皆同じなので余談も交えて
歯科の全ての分野を網羅して話しました。
 
講演時間は1時間半です。
スライドにして300枚作りました。
なるべく眠くならないように文字スライドは極力控え
インプラントなら手術中の写真、
勿論矯正治療も治療前、後の写真やレントゲン
一般診療では根管治療のレントゲン写真
ホワイトニングの前後の写真と
ビジュアルなスライドを沢山準備しました。
 
講演会は1時間半と十分な時間あると思っていましたが、
あっという間に過ぎてしまいました。
 
講演中誰も寝ている姿は無く
じっと真剣な目で私の話す内容を聞いていました。
 
講演会の後に懇親会があります。
私は演者でしたので懇親会の席は
結婚式で言えば主賓の席に座りました。
 
一言も話した事が無い埴科歯科医師会の先生や
日頃いつも例会においてもあまり会話をしない更級歯科医師会の先生からも
今までの講演会で一番良かったと言って頂き
私の所にお酌に来ても頂きました。
 
ある複数の先生から
「中澤先生はこんなに広い分野をしかも深い所まで学ぶには
相当の時間が掛かりますが、
一体いつ勉強なさっているのですか?」と聞かれて来ました。
 
近所で開業されている先生も本当に感動してくれたのか、
握手を求めて来てくれました。
その時、何だか胸が熱くなりました。
会長先生からも、2月の例会での会長挨拶で
埴科歯科医師会の先生方から
中澤先生の講演会は大絶賛でたと評価を頂きました。
 
気が付けばあっという間の開業25年経ちましたが、
その私の仕事のまとめが出来たような気がします。
 
これからも地域の歯科医療に貢献できるように
研鑽を積んでいきたいと思います。
 
次回のブログでは日頃どんな治療をしているか
知っておくと良い情報を御紹介していきます。