九州南部が梅雨入りしたそうだ。そのためか、ここ小浜も朝から雨模様である。こんな日はあまり走りたくないのだが今週末にイベントがあるため、週末までには平戸に行かなければいけない。もちろん最短距離をストレートに走れば3〜4時間で行かれるのだが、それでは今回の旅のルールに反することになる。何でそこまで・・・と笑われるだろうが、ここまで来たからにはやり遂げたいのである。雨の中のスタートは初めてだ。
251号線を長崎ペンギン水族館のところで左折して34号線に入る。
雨の中、海沿いや山中の道を繰り返して走り脇岬町に到着。この先、樺島へ渡る樺島大幅を渡りしばらくしたところで251号線が終了した。

漁港でトイレ休憩して引き返し499号線で反対側を上がる。
この辺りから軍艦島が見える。天気が良ければもう少しハッキリ見えるのだろう。残念だ。
軍艦島資料館に入って少しお勉強。軍艦島はいわゆる産業遺産であるが、どこか切ない気持ちになるのは何故だろうか?
ようやく雨も小降りになってきたが気温が低い。合羽を着たままで走る。この先で女神大橋を渡るのだが、橋の写真を撮る間も無く料金所に着いてしまった。原付は10円だった。
この橋も私にとってはフェリーのような橋で、長崎市内を回らずに202号線に入ることができる。ここからは「ながさきサンセットロード」という絶景ロードだ。お天気が良い時に走りたかった。
大島へ渡る大島大橋
そして西海橋(一般道)と新西海橋(有料道路)。
西海橋や新西海橋の下では潮がぶつかり渦潮が見られるという。この橋ができたことで西彼杵半島(にしそのぎ半島)と佐世保市が結ばれた。この橋も私にとってフェリーである。完成時には固定アーチ橋として世界で3番目の長さを誇っており日本の橋として初めて支間長200メートルを超えた長大橋であった。今回はフェリー橋が多かったため雨の中でもなんとか佐世保まで走ってこられた。橋に感謝である❣️