スピリチュアルな世界観を知るには、霊的意識が覚醒していく事が必要です。スピリチュアルな世界の視点というのは、各人が違う次元にあり、人によって共通する概念もあれば全然違うこともあります。それがわからないと、
「霊がいるとか、神様とか天使とか宇宙人とか人によって言ってることが全然違うから嘘なのではないか」
など、意味が分からず怪しく思うかもしれませんが、
これは個人のスピリットの波動によって、アクセスできる次元の層に違いがあるので、自分のエネルギー場と干渉可能な幅(周波数)も違うことにより、繋がれる存在による影響や、またそれに応じた各々の世界観の差異も生まれてきます。
例えば氣の悪い場で人の幽霊などを、見たくないのに見てしまう人は、特定のチャクラが発達しているがまだ霊的な覚醒が進んでなくボディ側(チャクラ)と釣り合いが取れていなかったりします。つまり、例えば、自分の意識が成長していくにつれ、浮遊霊や地縛霊などネガティブな気持ちになる霊的な物はだんだん見えなくなったりします。自ら学び、それらを見る必要性がなくなってくれば、変わっていくということです。また生まれつき霊媒能力が高い人たちは家系や遺伝的要素が強く、その強い霊能力を活かす為に持って生まれた方たちも多くいます。これはその方の個のスピリットと、周りにいるサポートする霊的エネルギーが、望んでその人を通して役割をする為に、霊能力を持っているということです。また霊能力をもっていても最初から意識の霊的覚醒が進んでいるとは限りません。現実的な事象を通した、物事への気付きの経験により更に進化していきます。
霊的覚醒はスピリットが望む場合、必然的に興味が湧いたり、日常生活を送る中にもそのような素質が垣間見えることがあったりし、覚醒の方向へ自然と向かいやすくなりますが個のスピリットが全く必要としてない場合は関心が持てなかったりそのような事象があったとしても意識にほとんど上がらない事になります。
実は、この《意識に上がる》《上がらない》という事象は霊的覚醒においてとても重要なポイントとなっております。
私達が普段頭の中で思い浮かべたり考えている事は《顕在意識》といいますが、過去の経験から作られた習慣のような癖を持っていて、一般的な社会的日常生活でこれらの《意識に上がりやすい》ものは基本的に霊的覚醒や自己実現への進歩を阻害する思考に成りやすいです。直感や覚醒に必要な意識(または情報)は、すぐ顕在意識(自覚している思考)から消されています。これを《スコトーマに入る》といいますが、意識できないというのは、いわば無いことにされてしまいます。例えばシンクロニシティなども、不思議な現象が自分に起こっているのに、次の瞬間には記憶から消されてしまったり、脳を混乱させたり他の事にわざと意識を向けさせる事で、私達の意識に留めないようにされてしまいます。
一般的な脳科学の世界では、「脳が重要でないと判断したことは意識に上がらない」という作用があります。例えば、ファッションに興味のない人は、人と会っても相手がどんな服だったか思い出せない事が多いです。またその時は覚えていても、徐々に思い出せなくなり、その意識さえ消えてしまいます。
この働きは、例えば寝ている時にみた夢は起きてすぐは覚えている気がするのに、起きてしばらくすると内容をすっかり忘れてしまう事があるかとおもいますが、これも同様の作用が働いています。起きてすぐに、覚えてる事を何度も頭の中で繰り返し呼び起こしたり、すぐにメモでもしないと記憶から消えてしまいます。何かのきっかけで一瞬思い出せたりすることもありますが。
日常の中でも、記憶ごと消えてしまっているというと怖いかもしれませんが、この作用によって普段と変わらない安全圏の中に自分を留めようとします。これはホメオスタシスといい、変わらない自分に安心感をもたらしますが、いっぽうで自己変容や成長を滞らせてしまいます。自分の行動や性格なども、変えたいのに中々変われないのは、このシステムが働いているからです。
自己実現を含む霊的覚醒にはこのシステムの事を知らないと中々先へ進む事ができません。
霊的覚醒とは、
この《スコトーマ》に入ってしまっていて、今まで見えてなかった事象に《気付いていく》過程の事です。
それが、この世界は何なのか、自分が感じている意識やボディ、宇宙とは何か、なぜ経験するのか、など全てに繋がっていきます。
ちなみに、《頭で理解する》ことと《気付いていく》ことは全然違います。《気付き》とは腑に落ちて《感覚》で「ああ、そうなのだなあ」と分かってしまうということです。
これがわかると、自分の観測するこの世界の全ての事象と経験が、全て必然的に在り、起こっているという事がわかってまいります。