全日本フルコンタクト空手道選手権大会について | 格闘家 小宮山大介 Powered by アメブロ

全日本フルコンタクト空手道選手権大会について




どうも!

えー、ブログ内にてコメントがございましたので、5月17、18日に行われたフルコンタクト空手の統一大会のことを綴ります。
実は、この大会のことは私のFacebook内では、更新をしたのですが、ブログでは更新できなかったことをお詫びします。

さて、何から話そうか…(^_^;)

えー、この大会は私の格闘技キャリアにおいてとても意味深い大会となりました。
それは何と言っても、オリンピックへ向けて団体間の垣根を超えた統一大会という大きな夢の第一歩ということで、たくさんの空手流派が参加するということでした。
私は、幼少の頃より空手をやっていて、オリンピック種目化ということは、静かに囁かれていましたがなかなか現実味をおびない時代が続きました。
年齢も30歳となって、なんとそのための統一大会が開催されるということを知った私は、過去の空手人生を振り返り、絶対にこの大会に出場しなければならないと感じたのです。
それは、けして結果云々ではなく、一空手家として、試合参加することで大会に協力することだと私は感じました。
空手の試合は、9年前の新極真会が主催するワールドカップの体重別選手権が最後でした。
プロ格闘技の試合のブランクは4年です。
空手ルールは9年ぶり、
真剣勝負は4年ぶりという大きなブランクはけして簡単ではありませんでした。
しかし先に申した通り、この大会に出場する意義は、そのブランクの心配を掻き消すほどの、遥かに大きな希望を感じていました。
ですが、実はもう一つ大きな参加する理由がありました。
それは愛を取り戻すことです。
なんか北斗の拳で聞いたようなフレーズですが…(^_^;)
愛とは家族愛です。
恥ずかしい話し、自分は両親との確執があり…
とは言ってもどこにでもあるような親子喧嘩の類いです。。
これ以上は触れませんが。。
とにかく、練習環境は劣悪なものでした。
まず、練習相手がいない。
練習場所がない。
これは過去の格闘技キャリアでも初めてのことでした。
その中でも、仲間が支えてくれて、場所を確保し、ミットを調達し、なんとかギリギリの環境下で練習をしました。
今までは、練習場所は実家の北斗会館でしたが、なんせ親父との関係がね…
まーこれも人生だと、思って、自分の中では必死にやったつもりです。
ですが、結果は二回戦敗退でした。
まーでも言い訳っぽくなってしまいますが、やはり環境というものは大きいですし、ましてやブランクもありましたから、仕方ない結果です。
これも人生。
我慢してよくやったほうだと、自分なりには、一皮剥けたなと思っています。
ただ、注目されていたので、結果はとても残念ですが…
とにかく、人生のキャリアの中では間違いなく、大きな成長をさせてくれた大会です。
空手の試合はというと、ルールの反則に対する取り締まりが非常に厳しくなっていました。
引っ掛けや、押し、などです。
流れの中での押しなどは、フルコンタクト空手では普通だったので、相手の圧力を流すような体捌きや、圧力を止めるような瞬間的な押しも、非常に厳しい感じでした。
なかには優勝候補の選手も、反則の限定により初戦敗退も多く見られました。
そんな中、私はとにかく反則だけは取られないようにと考えすぎて、かなり動きが萎縮して本来の動きができなかったように思います。
ですがこればかりは、統一ルールですので、しょうがないことだと思います。
ただ、フルコンタクト空手の原点はケンカ空手なわけですから、そういった感性も、少しは加味してルール構成がなされたほうが自分としてはやりやすいですが…(^_^;)
でも、相変わらず、顔面へのパンチで大袈裟なリアクションをする選手が多かったように感じます。
かすったようなパンチで、倒れちゃうんだから、実戦空手とは言えないのではないでしょうか。
その考えは自分のポリシーとしてもちろん9年前にもありました。
まーだから今さら始まった問題ではないですが…(^_^;)

とにかく、この統一大会という大同団結がなければ、私は空手の大会に復帰することは無かったと思っています。
また、このような大会が開催されるのであれば、ぜひ参加してもう一度表彰台に登りたいです。
それが30歳を超えた私の夢です!
挑戦は、本当に大きな勇気を私に与えてくれます。
生きて行く上で、なにかに挑戦することがとても大事だと思います。
そこに灯される情熱は、自分を自分らしくさせてくれます!
様々な周囲の意見もあります。
引退しろとか、様々な…
でもその意見は、真に私を応援している人間の言葉ではありません。
自分のために言ってくれている意見だと思いますが、私は腐っても空手家です。
武道家です。
空手が好きです。
戦うことが好きです!
しばらく元気なうちは、
挑戦を止めません。
また身体を作り直して、挑戦挑戦の繰り返しです!!!




iPhoneから送信
iPhoneから送信