お母さん、娘をやめていいですか? 第3話 | 東京・横浜 心理セラピスト ヤコーヒロコの生きづらさを軽くする心理セラピー

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母が重い、大切な人の死から立ち直れない、自分が好きになれない、そんな八方塞がりの状態から希望の持てる未来へ道を繋ぐ心理セラピーを行ないます

こんばんは。
リトリーブサイコセラピーの心理セラピスト・ヤコーヒロコです。

本日は、日本全国の茶の間を震撼させているNHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」の第3話でしたね!

ご覧になりましたか?

いやー、今回も期待を裏切らない怖さでしたね!

なにしろ、タイトルが「暴走」。
あのお母さんが暴走!こわー!!!

あ、このドラマを見て「へー、こんな珍妙な母親っているわけ?」と思う方は、とてもラッキーな星の元に生まれたと思っていただいたらいいと思います☆

まず、ドラマの冒頭から、前回の続きで娘がなんでも決めつけてくる母親に「それはわたしの気持ちじゃない」と言うと、

「どうしちゃったの?」と受け付けない母親。

あるあるー!
都合が悪くなると、聞こえないふりしたり、無かったことにしますよねー。お母さんて。

さらに、反抗的な態度を取る娘に「ママが悪かった、ごめんなさい」と謝って罪悪感を植え付ける母親。
そして、母が悲しそうな顔をすると、何も言えなくなる。身動きが取れなくなる、という娘。

あるあるー!
太刀打ちできない、となると弱った姿を見せて娘に「悪いことを言ってしまった」って罪悪感を抱かせてコントロールするんですよねー。

そして、娘を思いやるふりをして、口出しをする母親。

あるあるー!
転職でもしようもんなら、転職活動中も転職後も朝に晩にメール攻撃。
「面接どうだった?」「返事は来たの?」「新しい職場はどう?」「人間関係は良好?」「新しい環境でのお仕事お疲れ様」って…お母さんからのメール攻撃が一番疲れるんじゃー!!

でも、スルーしたらお母さんが心配するからって、いちいち返事しちゃったりしがちですよね。
そして、本来は母親が知る必要もない情報をどんどん入手していくわけです。

この「ママを心配させたらかわいそう」時期を超えてスルーし続けるの、大切ですよ。
なんでそんなに「かわいそう」って思ってしまうのか、なんで自分を二の次にして母親がのケアをしなきゃいけない、と思っているのか、ご自分と向き合うポイントになりますよ。


そして!娘が心配事を作ると具合が悪くなる母と、母が体調を崩すと、やろうとしていたことを止める娘。

あるあるー!
体調不良を利用した、完全なコントロールです。

操り人形


ドラマでは「特に異常はない」との医師の所見が出ていたので仮病かもしれませんが、実際にコントロールしたい場面になると体に不調が出る方もいます。

自分が体調不良になることで自分の思い通りになった、やりたくないことをやらなくて済んだ、といった成功体験があると、自ら体調不良を作り出すようになったりします。
行き過ぎると、深刻な病を引き起こすこともありますので、ご自分がこのドラマのお母さんが的な振る舞いをしてるなー、と思う方は要注意です。


そしてそして、そんな母親の体調不良にがっつり反応し、「母の具合が良くなるまで会えない」と彼氏に言う娘。

しっかりしろ!と思う方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、世の中にはこうして婚期を逃す娘たちもいるんですよ、奥さん。
わたしの母親も、わたしが遠距離の彼氏と別れた時にあからさまに喜びましたからね…(遠い目)

娘は母親を幸せにしてあげることはできません。
というか、あなたは母親を幸せにするために生まれて来たのではありません。ということを、何度でも世界の中心で声を大にして叫びたい今日この頃です。


極め付けは、娘の職場(学校)の公開授業に来ちゃう母親

きゃー!怖いっ!
公開授業は、生徒の親御さんに向けて公開されているのであって、教師のお母さん向けに公開されているのではありませんよー!!

自分の行動が下手したら娘の社会的信用を失うかもしれない、なーんてことは全く思いつかない。
むしろ、そんなことはどうでもよく、娘が自分のコントロール下にいることが一番大切、という母親の価値観をわかりやすく描いた最高にエグいシーンでした。


そして、孫の前で娘をないがしろにする祖母。

あるあるー!
自分ができなかったこと(進学、結婚、仕事など)を、娘に叶えてもらおう、と娘に過剰な期待をし、思い通りにならなかったから叱る。
団塊世代が親から背負わされ、さらに団塊ジュニアに背負わせた十字架ですねー。


あと、印象に残ったシーンとしては

「仕事ばかりで娘に関わってやれなかった」と娘に彼氏に話す父親。
「娘に関わってやれなかった」って、仕事にかこつけて家庭に関わらないことを自ら選択したのに、やむを得なかったという言い方をするんですねー。
この、お父さん側の親とのエピソードも見たいわぁ。


そして、主人公の母親のの友人の「恋愛は本来頑張るものじゃないけど、この恋愛は頑張らなきゃいけないかも」と主人公の彼氏に言ったセリフに、

えっ、恋愛って頑張るものじゃないの?

と妙なところで反応してしまいました。
今年は頑張らない恋愛を目指したいです(キリッ

もうね、あのドラマの唯一の良心だからか、主人公の彼氏役の柳楽優弥がやたらいい男に見えてきました。
柳楽しっかり!正気を保って!と応援しながら見ちゃうよね☆


なーんて思っていたら、次週予告で斉藤由貴が放った一言

松島さんとママとどっちが大事?

に、ぎゃー!!!!!!
楳図

と、思わず楳図かずお風に叫んでしまいましたよ。
いやー、来週もガクブルしながら見ることになりそうです。

あなたのご感想もぜひお聞かせください。


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