甘さ違い | 毒きのこの山

甘さ違い

ビリヤード屋にいたら、顔見知りのにーちゃんに

「一緒に撞いてくださいよ~」

と誘われた。

私、これでも一応はそれなりにベテラン。全国レベルには程遠いけど、県内での試合なら、まずまずの成績を残す事もあるレベル。

さすがに初心者・・というか、まだ真剣にやる気があるのかどうかすら怪しい相手では勝負にならないだろうし、面白くもないだろうと 断わったものの、しつこい。

しゃーないなぁとナインボール。

「9以外、順番無視で落とせそうなのから落としていってもいいよ」

といったのに、

「いえ、普通ので」

ある程度、玉落としては、隠さないように なるべく穴前に残して順番回そう、とか遊びつつも色んな事に挑戦。その穴前の玉すら入れられないにーちゃん。そのくせ

「あ~~詰めが甘いなぁ~」

「だから詰めが甘いんやって!」

を連発。後半は一球撞くごとに言う勢い。

おいおい・・。君、いつ詰めた?って、いうか、1個くらいは玉、入れたっけ?

本気で自分では詰めてる気満々なのか、日本語を勘違いしてるのか・・。


あそこまでひどいと逆に笑えたけどね。