県内高校の今春卒業生、就職内定率は過去10年で最高 | ボクサーパンツトランクス

県内高校の今春卒業生、就職内定率は過去10年で最高

 県内の高校を今春卒業した生徒の3月末時点の就職内定率は99・6%で、前年同期を0・7ポイント上回り、過去10年で最高となったことが16日、長野労働局のまとめで分かった。内定率は男女とも99・6%で、男子は前年同期を0・4ポイント、女子は1・0ポイントそれぞれ上回った。


 求人数は前年同期比5・7%増の4813人。求職者は同4・0%増の2868人で、このうち2857人が内定を得た。求人倍率は1・68倍。内定率の上昇について同局は、高校生の就職希望者の増加や、団塊世代の大量退職を補う企業の求人が増えたことなどが一因としている。


 産業別では製造業の内定者が13・5%増の1814人で、全体の6割強を占める。一方で建設業(内定者31・1%減)や、卸・小売業(同11・6%減)などは減少が目立った。


 地域別内定率は北信が0・5ポイント増の99・7%、東信が0・8ポイント増の99・2%、中信が0・2ポイント減の99・8%、南信が1・3ポイント増の99・6%だった。


出典:信濃毎日新聞