2023/10/06以降

人によっては画像グロかもです。


 術後、自身の葬儀のせん妄を見た。通夜前の状態で、暗い部屋に身体を置かれ医師が現認の為に手持ちライトで瞳孔の反応を見る。自分では眩しいけれど反応出来ない。そこはかとなくお線香の香りが漂う。[ああ、そうか。終わったんだな]と、思いながら真っ暗な世界に入って行く…身体が冷えていく…さっきまで聞こえていた機械音やアラーム音も小さくなって静寂になる。


 抗っても仕方ないので、その変化を受け入れてると全ての光と音がなくなった…と、思ったら、崖の上に立ち下の川を覗いてる。うわー高いなぁと考えていたら急にまた目の前を光がビュンビュン動いてる。で、声も聞こえる。「あれ?反応してるよ」って。え?と気がついて目を開けると景色に色がついてピンクの♦️の人がいっぱいいた。


 すぐにカーッと身体が暑く感じ、喉が乾きアイスノンを欲しがり我儘し放題。多分ほとんどせん妄。看護師さん達と漫画の話や調理の話も多分…。

 一般病棟に移され、スマフォが渡されると写真を撮る(と、言っても記憶にない)



 グロですみません

せん妄中なので、撮った事すら記憶にないのです。後から画像フォルダを眺めたら入ってました。

 一番後から困惑したのは(相手してくれた人達が一番困惑しただろうと)LINEの履歴。

 会話になっている様でなってないのです。例えば『え?もう大丈夫なの?』と、言われても「病室は殺風景ですぐ拘束されます」みたいな返し…。




 今でも少し変wですが、他の星に行ってました。

スマフォは初めて見る機器みたいに思ってました。でも操作は出来る。不思議ー!みたいな感覚で。LINEで友人に「明日迎えにきて」と言ってみたり。夜中にLINEはうるさいよって息子のLINEが来たり、安静にしなさいってスタンプみたいなの送られたりでした。


 4人部屋に移されてからは午前二時頃になると他のベッドの人が『一緒にここに来て謝ってくれよ』と言ってみたり『ごめん。ごめん。どうにもならなかったんだよ』と、一斉に懺悔大会(せん妄と思われる)が始まるんです。その楽しみも一日だけで、次の日には東海大学付属八王子病院に転院です。