子宮内細菌叢と流産

J Reprod Immunol. 2022 Aug;152:103653. doi: 10.1016/j.jri.2022.103653

 

移植前周期の子宮内細菌叢と移植の結果を検討した論文です。

Lactobacillusの減少、Ureaplasmaの増加が染色体正常核型流産/早産のリスクと報告しています。(odds ratio 24.2, 95 % CI 1.55–377, p = 0.023)。

 

<私見>

Ureaplasmaは流産、早産のリスクになることが知られている細菌です。

子宮内の炎症を惹起することも知られています。

本論文は染色体正常胚を使用して評価した報告です。

Lactobacillusには感染防御機能があり、有害菌の増殖を抑制するのですが、

我々の研究ではLactobacillusの中にはその作用が弱くUreaplasmaと共存しやすい菌種があることもわかってきています。