「おれ天才」と思っていたのが、べしゃっとつぶされて、
何もない人間なんだと思い知らされたことで、
何かが動き出すことがある。
いいえ、この事は大きな石を動かすには必要なのかもしれない。
動かすには、「おれ天才」って思う勘違いが必要になる。
人は知らず知らずに調子に乗り、見失う事があります。
その原因の多くに私は、このような状態に陥っている事に気づかされます。
一つ一つの出来事が、芋ずる式に繋がって行き、
寄り集まり、一つの感情が育ち、
それが原動力となり、動いて(生きている)いること。
「人生には何一つ無駄なことなどありはしない」って、
人は言うけど、でもこの言葉の意味を実感するのは簡単じゃない。
頭では分かってはいても、感情はそうはいかない。
わかったと思った瞬間、谷底に落とされるの繰り返し。
なかなか理屈通りには事は進まない。
辛い時に、辛いと言え、どれだけその瞬間を楽しめるか。
そんな理想的な事などできやしない。
ただ、辛い時ほど、赴くままに委ねたり、もがいたりはできる。
自分がこのままどうなって、どういう反射や行動や感情の変化が起こるのか。
そんなことを感じやすいのが、そんな時なのかもしれません。
それが分かってなんの役に立ち、いつ身になり、
いつ成果となって表に出てくるかなんて、これもまた分からずじまい。
ただ、見離されていたら、
そんな辛い思いにはさせないだろう。
体を長年診させて頂き、思うことがあります。
どうしてこの人は、精神という手段を使って、
試練を与えなくてはならなかったのか。
なぜこの人は怪我なのか、頭痛なのか、それとも人の死なのか。
その出来事にはタイミングや状況も様々。
でも一見様々のように見えても、
共通したものがある事に気づかされる。
それは例え人との縁であっても、
愛が共通したテーマになっていることに気づく。
辛い出来事にも幸せな出来事にも、
愛がある事に。
愛というものは深い。
辛いときにどうやって自分を見失わないでいられるか。
それはまだわからない。
自分を励ましてみたり、落としてみたりいろいろ。
いろいろ忙しいけど、そうしないと自分を保てないのも正直な気持ち。
ただ、これだけは間違いないのは、自分とどう戦えるか。
戦っている対象者は、同じ人間であり、自分自身ということ。
戦うには自分を知らなくては戦えない。
そのための試練なのかもしれません。
「おれ天才」って思わせてくれることも意味がある。
そう思えて来ています(^_^;)
有頂天から谷底への落差に人生がある。
この落差の繰り返しが奥行きと深みをつくり、
人を感動させるほどの人間に育つのは、間違いない気がする。
私も谷底ばかりではなく、
そろそろ有頂天に立たなくてはと思う、今日この頃です(^_^;)
最後に一言。
焦らず、ゆっくり、じっくり、落ち着いて、見守りながら、決断できるようになるためには、
まだまだ遠い先のように感じます。
でもそうなれるために、さまざまな人生があるのかもしれません。
そう思えるようになれただけでも、進歩だと感じた私です(^_^;
そして、そういう自分になりたいと思う私です。
これも素直な気持ち。
今日はこの辺で。
いつも最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
最後に今日の気分♪お時間ございましたらどうぞ(^_^;
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