私は患者様の体を回復へと向かわせるために、いつも心がけていることがあります
それは病気の原因をトコトン追求することです。
病気(一般的な疾患から肩こり、腰痛に至る全ての状況)を治すには、
患者様自身が病気の原因に気づいていかなければ、治らないのではないかと、私は考えています。
しかし、その原因を見つけだし言葉で伝え納得して頂くようにするのが、
私の責任(仕事)なのではないのでは?と私は思っています。
体は何を伝えたくて、この病気を発生させ、症状を訴えるのか?
その答えは体が教えてくれます。
その為には体の声(信号)をフラットな心で聴くといったイメージが大切です。
声といっても、言葉として聴こえる訳ではなく、経験から来るほんのわずかな響きみたいな感覚です。
「一切の邪念を無くし」、「曇りなき眼で見定める」っといったイメージです。
なんてカッコいい事言っていますが、検査をするときは、
その人がどんな人であるといった情報を一切なくして行います。
カルテは一様ありますが、検査の時はカルテの内容などの記憶を無くすことがとても大切だと考えています。
自分の感覚をトコトン信じ抜き、その感覚を揺ぎ無いものとすることで、原因を見つけ出しやすくなります。
治療とは、検査を的確に導き出すこと、そして説明において患者様自身がそれを納得し、
二人の信頼関係を築けることこそが、治療であり健康へ向わせる最短の近道だと、私は考えています。
さきほど「患者様自身がそれを納得する」と書きましたが、真の原因は一つであり、
その一つの原因を見つけだせれば、必ず納得して頂けるものなのです。
病気は体が訴える信号そのもので、原因に気づいて欲しくて、症状を発しているのです。
その訴えに気づけば、体は回復へと向かいます。
そのことが納得に繋がり、信頼関係に結びつくのだと思っています。
しかしながら、私自身もまだまだ未熟な身であり、全ての患者様の原因に気づけてあげられません。
日々原因に気づけるように、これからも精進して行かなくてはと思っております。
体とのコミュニケーションがどれだけでき、心と体との信頼関係がどこまで築けているかが、
健康である指標になります。ある意味その信頼関係を築けるようになるために、
病気の存在があるのかもしれませんね。
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