会議 | 全国男性復権を目指す会

全国男性復権を目指す会

現在の偏った男女平等意識を改め、健全な役割分担が出来る社会を目指すべく弊会を発足させました。

 一昨年かなり作為的な仕打ちで「杉並区男女共同参画推進区民懇談会」の委員になれず、その後紆余曲折を経て今期(9期)漸く任命されました。当ブログで攻撃した前担当課長に感謝です。一昨日その第一回目の会合があり、出席致しましたので概要を報告させて頂きます。


 今回の懇談会の構成は、学識経験者2名、地域団体推薦7名、一般公募が10名となっており、地域団体の推薦など町会連合会だの商店会連合会、果ては救世軍まであり、なんだか訳が分からない。一人ずつ簡単な自己紹介がありましたが、皆さんそれなりの意見をお持ちのようでした。しかしそれにしても女性が圧倒的に多い。委員19名のうち男性は5名しかいません。


 先ずは議長の選出からはじまり、津田塾大学教授の武田万里子氏に決定致しました。この方憲法がご専門とのことでしたが、女性学の分野も研究されているそうで、帰宅後検索してみたらその方面の多数の著書を出されていることが判明いたしました。


 当日の主な議題としては区民と事業所を対象にした「男女共同参画に関する意識と生活実態調査」というのを実施予定で、個人は4,000名、企業は2,000社をを無作為抽出で依頼するそうで、杉並区内でこれだけの人数というのは評価できると思います。NHKが1000~2000人のアンケートで、大きな顔をして世論調査などなどと言っているのに比べれば、マシな調査ではないでしょうか。ちなみに当会では数年前に全区議会議員を対象に同様の調査をいたしましたが、回答率が7割くらいと結構高率であった記憶がございます。


 但し、この内容が非常に問題で、問1で性別を聞いているのですが、1男2女3その他、となっておりました。この「3」というのは申すまでもなくLGBTを意識したものと思われ、当該アンケートの後半にも当該質問が設定されておりました。私が「いくら最近脚光を浴びているからといって、自治体の調査でLGBTを肯定する内容はなじまないのでは」、と質問したのですが皆さん肯定派ばかり、某団体の代表に至っては「以前より提唱していたことであり、評価する」と言っていました。困ったもので賛同してくれる人は誰もおらず、文字通り孤軍奮闘となり、唯一「3」はおかしいと仰った方も、「その他」という表現が失礼にあたるというものでした。


 そのほかの内容で「あなたの職場では男女差別と感じられることがありますか」という設問で、「女性が昇進しにくいを始めとして、女性は、女性の、女性を、etcというくらい女性のネガティブな面ばかり強調しているが、反対に女性故良かったところや男性の立場も取り上げるべき」と申し上げたら、今度は賛同者が出て「この内容ではあまりにも女性がみじめ」と仰っておりました。(本当の賛同ではないでしょうが)


 この件については事務局でとりまとめ、秋に次回を開催して報告するとのこと。私も言い足りなかったのですが時間が限られており、詳しい意見はメールや書簡で受け付けるとのことですから、LGBTの件も含めて申し出てみようと思っております。


 尚、当懇談会は公開しており、傍聴が可能だそうです。しかし当日傍聴席には誰もいませんでした。