ネタバレ注意
少しでも楽しむための競馬用語解説
小ネタの考察も一緒に書きました♪
第8話(宝塚記念)
第9話(凱旋門賞)
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10話短評
●邪魔ですわ!(byマックイーン)
●マークする相手間違えた!(byオペラオー)
●誰の頭がデッカいって!(byビワハヤヒデ)
●この蹄鉄で日本一になる!(byスペ)
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10話で役立つ競馬用語
天皇賞秋……秋に開催される2000mの中距離GⅠ
東京競馬場で行われる、「秋古馬三冠」の初戦。
秋に開催される、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念を、同一馬が連勝すると、「秋古馬三冠」として2億円の賞金が出ます。
現天皇陛下が来場された天覧レースが2度ある。
主な勝ち馬……スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、ウオッカ
京都大賞典……秋に開催される2400mのGⅡ
10月はじめに京都競馬場で行われ、有力馬が秋シーズンの始動戦に選ぶことが多い。
毎日王冠(GⅡ)と同時期の開催なので、得意距離に限らず、遠征を考慮した関東馬、関西馬によって選択も異なる。
現在は1着馬に天皇賞秋の優先出走権が与えられる。
主な勝ち馬……メジロマックイーン、ヒシアマゾンテイエムオペラオー
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★京都大賞典★
京都大賞典(GⅡ)
1999年の京都大賞典がモデル。
10頭立て、1番人気スペシャルウィーク。
見違えるほど逞しい体……スペシャルウィークは現役時代で一番重い馬体重で臨む
気合入った表情……レース中に入れ込みすぎ
この年の皐月賞馬テイエムオペラオーは、スペシャルウィークをマーク。
その他、キンイロリョテイ(ステイゴールド)らも参戦。
スペシャルウィークは7着に惨敗。
生涯唯一の惨敗、スペシャルウィークが3着以下になったレースは、このレースのみ。
馬番も史実通り。
スペの後ろから駆け抜けている3頭、その馬番2、5、9は、8~10着の馬の馬番。
テイエムオペラオーも3着に敗れる。
ただ、この翌年2000年には、8戦8勝(GⅠ5勝)と歴史的名馬へと上り詰めます。
奇しくも、スペとオペラオーは、ウマ娘放送中にモデルの実在馬が死んでしまいました。
さり気なくレースレコードはメジロマックイーン。
25年経った今でも抜かれていません。
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★名馬関係性★
メジロ一族
メジロマックイーン(中)……1987年生まれ、GⅠ4勝、ライアンとは血統が異なる。
メジロライアン(左)……1987年生まれ、GⅠ1勝、ドーベルは初年度産駒の筆頭格。
メジロドーベル(右)……1994年生まれ、メジロライアンの娘、GⅠ5勝。
皇帝と帝王
シンボリルドルフとトウカイテイオーは親子。
ウマ娘では先輩後輩。
兄弟(姉妹)
ビワハヤヒデが兄、ナリタブライアンが弟、という異父兄弟(ウマ娘では姉と妹)。
ビワハヤヒデは15連続連対(2着以内)という記録を持ち、ナリタブライアンはシャドーロールの怪物と呼ばれる三冠馬。
1994年の有馬記念で、兄弟対決が期待されたが、ビワハヤヒデが怪我により引退し、直接対決は叶わなかった。
この1994年の有馬記念で勝ったのがナリタブライアン、2着がヒシアマゾン。
会話の中に出てきた”頭でっかち”は、ビワハヤヒデの顔がデカイという逸話が元ネタと思われる。
ちなみに、OPでトウカイテイオーと並走しているのがビワハヤヒデ。
1993年の有馬記念がモデル。
スカーレット・ウオッカ
百合ップル風に描かれているが、正真正銘の永遠の宿敵。
2頭とも歴史的名牝で、歴代最強クラスの牝馬が同世代に現れた奇跡。
直接対決は5戦、ダイワスカーレット3勝、ウオッカ2勝。
2008年天皇賞秋、牡馬を相手にスカーレットとウオッカは”わすか2cm差”のワンツーフィニッシュ。
同時にスペシャルウィークのレースレコードを0.8秒も塗り替えている。
これぞまさしく伝説の名勝負!
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★帰郷★
久々の帰郷(放牧)
トレーニングのしすぎで、調子が悪いスペを北海道に帰郷させ、英気を養う。
もちろんトレーナーの指示もあり、走るの禁止!
夏場の放牧は有力馬にはあることだけど、京都大賞典後の放牧はオリジナル展開かな?
車のナンバーが”8808=ははおや”。
”520”の意味は、アニメもモデルも、スペシャルウィークが”5月2日”生まれって所が妥当?
もう1つこじつけると、史実のスペシャルウィークの1999年の戦績が”5勝(2着2回・3着0回・着外1回)”。
1着~3着の戦績表記における”5-2-0”だったりするのかもねぇ(ノ´∀`*)
メンタル完全復活
走るの禁止で繋がれるウマ娘……繋がれること自体、馬としては普通っちゃ普通やな。
それでも、手紙や記事を大切に取っておいてくれたお母ちゃんのフォローが効いてる。
仲間たちの活躍情報もプラスに働いた感じ♪
”お母ちゃんの蹄鉄”を手に入れた。
ゲームアイテムになりそうな感じ……というか、蹄鉄は1つで良いのかい?
もう1度、目標を思い出し、改めて決意する!
前回、合宿では初心を思い出し、目標を再認識したものの、気負いすぎて失敗。
今回、原点回帰し初心に帰ることで、今度こそメンタル完全復活!
天皇賞秋勝利に向けての心構えが出来る。
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★調教★
併せ馬
豪華な併せ馬調教!
当然、世代が違うので直接対決はなく、名馬同士のif展開とも取れる♪
マックイーンやダイワスカーレットとも調教。
デカタイヤは……うん、まぁ、うん(笑)
京都大賞典のときに比べると、作画的にもスッキリした印象になる♪
史実でも京都大賞典から天皇賞秋までに、-16kgと体を絞ったことに由来してるはず。
……いざ、天皇賞秋!
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★レース推測★
●ゼッケンの法則 (詳細はこちら)
●体操服の法則 (詳細はこちら)
※当該ウマ娘、2着以下ウマ娘、馬番は史実通り
トウカイテイオー
●ゼッケン白(新馬戦~一般競争)
●馬番2
1990年12月1日
中京競馬場 新馬戦
ウオッカ
●ゼッケン黒(オープン特別)
●馬番9
●全員ブルマ(牝馬限定戦)
2007年2月3日
京都競馬場 エルフィンS(OP)
ダイワスカーレット
●ゼッケン黒(オープン特別)
●馬番1
2006年12月16日
中京競馬場 中京2歳S(OP)
メジロマックイーン
●ゼッケン白(新馬戦~一般競争)
●馬番6
●ダートコース(or枯芝)
●天候悪
1990年2月3日
阪神競馬場 新馬戦(ダート)
ゴールドシップ
●ゼッケン黒(オープン特別)
●馬番4
2011年9月10日
札幌競馬場 コスモス賞(OP)
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★設定考察★
10話の時点で、アニメの時間軸(スペやスズカの時系列)は、1999年10月。
他メンバーが、スペシャルウィークとは違う時系列のレースを走っているのがわかる。
ゲームのプレイヤーが、スペシャルウィークの育成を休憩して、他の手持ちキャラを育成している感じなのかな?
ゴールドシップに至っては、コスモス賞よりも未来のレース(神戸新聞杯)を既に走っている描写が3話にあるところが謎。
メジロマックイーンやトウカイテイオーといった、スペシャルウィークより活躍時期が古い子が、まだデビューしていなかったという驚きもあるが、そこはアニメなので気にしない方向で。
とりあえず、スピカメンバーでは、スズカが最年長、次にスペがいて、他メンバーが後輩という立ち位置で確定かな。
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Q 10話(Aパート)の感想は?
A 小ネタ満載だと記事が分裂する(笑)
いいね、コメントありがとうございます~♪