ネタバレ注意
少しでも楽しむための競馬用語解説
小ネタの考察も一緒に書きました♪
第6話感想(Aパート考察)
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6話Bパート
●伝説の毎日王冠の発走時刻!
●史実通りのレース展開!
●逃げて差す!異次元の逃亡者!
●決戦の天皇賞秋へ……。
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6話で役立つ競馬用語
逃げ……レースを先頭で進める戦法
スタートから飛び出して先頭に立ち、逃げ切りを狙う。
自分のペースでレースを作ることができ、他馬の妨害を受けないで済む。
前半でスタミナを消費するため、ラスト600mあたりから粘れるかが鍵。
ペースが遅いほど有利。
主な逃げ馬……サイレンススズカ、ダイワスカーレット
先行……レースを先団(2、3番手)で進める戦法
スタートから先団に取り付き、最後の直線でスパートして勝利を狙う。
逃げ馬同様、良いポジションでレースを進めるので他馬の妨害を受けにくい。
最後の直線で前を捉え、後ろから来る馬を封じる末脚も重要。
ペースが遅いほど有利。
主な先行馬……シンボリルドルフ、タイキシャトル
差し……レースを中団(馬群の中)で進める戦法
第3~第4コーナーまで中団で待機してスタミナを温存し、最後の直線で勝負する。
馬群の中で揉まれることが多く、強い精神力や、タフさも重要となる。
馬群を捌いて割っ出る勝負根性と、前を捉える瞬発力も必要となる戦術。
スタミナは残っているのに、馬群に包まれて身動きが取れない状況は負けパターン。
ペースが早いほど有利。
主な差し馬……スペシャルウィーク、グラスワンダー
追込……レースを後方、最後方で進める戦法
第4コーナーくらいまで後方待機し、最後の直線勝負に賭ける。
直線を駆け抜けるスピード、瞬時にトップスピードに乗せる瞬発力が要求される。
レース展開に左右されやすく、ラスト600mが1番速くても、1位に届かない場合も多い。
ペースが早いほど有利。
主な追込み馬……ゴールドシップ、ヒシアマゾン
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ダービー後の箸休め回かと思ったら
まさか毎日王冠まで進むとは(ノ´∀`*)
13万人の大観衆
GⅠではなくGⅡにも関わらず、東京競馬場には13万人の観客が訪れたという。
サイレンススズカvs無敗の3歳馬(旧4歳)の対決が、いかに注目されていたか♪
そんな熱気に包まれた状況を、ちゃんと描いてくれたスタッフに感謝(ノ´∀`*)
実況のお姉さん
さり気なく、実況のお姉さんの言葉には、リアル実況をモデルにしてる箇所が見られる。
ダービーの「並ばない!並ばない!」はフジテレビの三宅アナ。
今回の「展開はわかりきっております!」はフジテレビの青嶋アナ。
……など、地味に注目ポイントだったり(ノ´∀`*)
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史実通りの馬番(GⅡなので赤ゼッケン)
エルコンドルパサーは馬番4。
無敗のまま、3番人気でレースを迎える!
ダービー馬の話題はif展開なので特に触れられず。
グラスワンダーは馬番6。
10ヶ月ぶりのレースも、2番人気に推される。
未だ無敗の素質馬の走りに注目が集まる!
サイレンススズカは馬番2。
宝塚記念勝利からの参戦、単勝1.4倍。
堂々の1番人気で毎日王冠に臨む!
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毎日王冠(GⅡ)発走
スズカ、グラス、エルは史実通り、他の出走メンバー6頭はif展開。
ナイスネイチャが馬番1、エイシンフラッシュが馬番7、それぞれ参戦。
東京競馬場、芝1800m、毎日王冠発走!
レース展開
大方の予想通り、サイレンススズカが5馬身のリード、大きく引き離さずに逃げる展開。
エルコンドルパサーは先団を見る位置。
グラスワンダーはスタートが良くなかったが、盛り返し、中団後ろで進める。
走るフォームの違いは、モデルの馬のフォームと関係してそうですな(●´ω`●)
ナイスネイチャは2番手、エイシンフラッシュがそれに続く隊列。
1000m通過タイムは57秒7(推定)。
当時としては鬼早いハイペース( ゚д゚)
近年は競走馬のレベルが上がり、タイムも高速化しているため、もっと速いペースで走る馬もいるけど、その時代ごとのレコードタイムを出した馬が、その時の最強だと思う。
タイムだけ見たら90年代のレジェンドホースより、ここ最近のGⅠ馬の方が速く、年々レコードが更新されている印象。
ただ、最強は?と聞かれたら、最近の馬よりも昔の馬が選ばれるかもね。
第3コーナー中間点(残り700mくらい)
グラスワンダーが、第3コーナーを過ぎたあたりで早めに仕掛け、2番手に上がる!
史実のグラスワンダーの早仕掛けの再現♪
連れて、エイシンフラッシュ、ナイスネイチャも動く!
エルコンドルパサーは、それらを見ながら、最後の直線に向けて虎視眈々。
府中の長い直線(残り400mくらい)
満を持して、エルコンドルパサーが仕掛ける!
サイレンススズカを捉えにかかる、スペシャルウィークを追い詰めた極上の末脚!
一見、悪役のようにも見える自信満々の表情!
脚が止まったグラスワンダーを交わし2番手に!
しかし、追えども追えども、サイレンススズカの影さえ踏めない( ゚д゚)
遥か前方をゆくサイレンススズカ。
超ハイペースで逃げたにも関わらず、最後まで脚が鈍らない!
エルコンドルパサーの驚きの表情が、凄さを物語っていたのではないかな(ノ´∀`*)
そして、エルの高橋未奈美さんの演技が良い♪
残1ハロン(残り200mくらい)
淡々と走るサイレンススズカに、スペシャルウィークら仲間の声援が届く。
王道だけど、こういうシーンが胸に響く♪
暗い表情が笑顔に変わるのもポイント(ノ´∀`*)
走ることを楽しむ気持ちが少しでも蘇る、同時に、フラグビンビンの恐怖感も増す;;;
毎日王冠決着!
アニメ結果
1着 サイレンススズカ
2着 エルコンドルパサー
3着 ナイスネイチャ
4着 エイシンフラッシュ
5着 グラスワンダー
史実結果
1着 サイレンススズカ
2着 エルコンドルパサー
3着 サンライズフラッグ
4着 プレストシンボリ
5着 グラスワンダー
”異次元の逃亡者”サイレンススズカの圧勝劇。
このレースだけで格付けを決めるのは早いけど、このレース後、グラスワンダーが国内でグランプリ3連覇、エルコンドルパサーが海外で世界一の馬と互角の勝負を繰り広げたことで、サイレンススズカの評価が一気に高まった。
そして、この年の毎日王冠は、伝説の毎日王冠と呼ばれることとなる(ノ´∀`*)
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グラスワンダー編
前走 朝日杯3歳S(GⅠ) 1着
今回 毎日王冠(GⅡ) 5着
予定 アルゼンチン共和国杯(GⅡ)
予定 有馬記念(GⅠ)
(vsセイウンスカイ、エアグルーヴ)
休み明けにも関わらず、果敢にサイレンススズカを負かしに行ったグラスワンダー。
しかし、最後の直線で脚が止まり、5着に沈む。
GⅠを目標にした調教によって、100%の出来とは言えなかったものの、サイレンススズカを捉えきれなかったのは事実。
ただ、グラスワンダーが弱いわけではない。
この後、スペシャルウィークとしのぎを削り、グランプリ3連覇など華々しい活躍を見せることになるが……はたして?
エルコンドルパサー編
前走 NHKマイルカップ(GⅠ) 1着
今回 毎日王冠(GⅡ) 2着
予定 天皇賞秋(GⅠ)
(vsサイレンススズカ)
予定 ジャパンカップ(GⅠ)
(vsスペシャルウィーク、エアグルーヴ)
予定 海外遠征
このレースで、エルコンドルパサーは、ラスト600mを35秒0で追い込んで来た。
これは、出走メンバーの中で一番早い上がりタイム(ラスト600mのタイム)。
……しかし、差は詰めたもののサイレンススズカには追いつけなかった。
天皇賞秋での再戦を決意するが、史実では外国産馬のエルコンドルパサーには出走権利がなく、実現すればifの天皇賞秋が確定する。
サイレンススズカ編
前走 宝塚記念(GⅠ) 1着
今回 毎日王冠(GⅡ) 1着
予定 天皇賞秋(GⅠ)
(vsエルコンドルパサー)
予定 ジャパンカップ(GⅠ)
(vsスペシャルウィーク、エアグルーヴ)
予定 アメリカ遠征
1000mを57秒7で逃げたサイレンススズカ、ラスト600mのタイムは35秒1。
メンバー中2番目の速さで、最後まで脚色が衰えることなく走り抜けていたので、エルコンドルパサーが追いつけるはずもなかった。
”逃げて差す”とは、前半をハイペースで走ってリードを取り、後半は追い込んでくる馬と同等の末脚を繰り出すレース運びと思えば良い。
この走りをされたら、歴代のどんな名馬も追いつくことは不可能とさえ感じる。
これが出来るのがサイレンススズカの凄さ、語り継がれる伝説の逃げ馬の究極の走り。
次は運命の天皇賞秋、サイレンススズカに待っている未来は……?
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6話を見終えた方には、実際のレース映像を見てほしい♪
競馬史に残る名レースなので是非(●´ω`●)b
サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダー、レース展開の再現度に注目!
この日、京都競馬場ではセイウンスカイが京都大賞典(GⅡ)を勝利している。
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Q 6話(Bパート)の感想は?
A 伝説の毎日王冠に続くのは、悲劇の天皇賞秋なのか、それとも……。
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