「浴槽のマリオ事件」行動編 | 洒落た紅茶屋

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風呂の排水管が詰まった日の次の日、私は策を用いてこの事件の解決に乗り出した。



・作戦No.1 「キワードは『L』だ作戦」


部屋にあったハンガー直線して先端をかぎ爪にする。こーすることでハンガーを排水管の中へ潜入し、さらに詰まった原因であろう髪の毛類を爪で引っ掛けて取り出そうという作戦。



結果

排水口の構造が複雑過ぎてハンガーが中まで潜入出来なかったため失敗。



・作戦No.2 「あれに触れるな!溶けてしまうぞ!作戦」


パイプユニッシュ凝縮パワージェルで詰まりの原因を元から溶かしてしまおうという作戦。




結果

水を流せないのでパイプユニッシュがターゲットまで到達しないため失敗。



・作戦No.3 「とりあえず浴槽をなんとかしよう作戦」


排水管はとりあえず置いといて、一日以上放置している浴槽のお湯もとい水を除去する作戦。ちょうど1リットルの牛乳パックが2つあったのでこれで水をすくい隣の便器にダストシュートする。


「両手で2リットル。浴槽になんリットル水が入るか知らんが50リットルくらいでしょー」



50リットル目・・・浴槽に大きな変化なし。まだまだ水が待ち構えてる

「くっ、変化は少ないが確実に減っている。見積もり80リットル・だろう。頑張るんだオレ」



80リットル目・・・明らかに減ってはいるが、まだまだ水はあるよ

「なん・・・だと・・・」

「いったいコイツはどれだけ力を秘めているんだ!」


ここで私は自分の考えの甘さを自覚する。そう、私は完全に浴槽の貯水量をなめていた!




いや、それにしても

「なんて現実なんだ・・・」

「たかが風呂一回入っただけで、なんでこんな苦労しなあかん?」

「おかしいでしょ!ちょっとリラックスしただけでこの仕打。等価交換なのか!?そうなのか!?」

「これが等価交換というなら、まずそのふざけた真理をぶち壊すっ」


と、この理不尽に愚痴をこぼしながら作業続行




そして約120リットル目で作業終了―

浴槽の水を全て移住させることに成功。





それから数時間後、アパートの管理会社に連絡しマリオを修理に派遣してもらいました。

「これで安心して水を流せる!!!」

「あ、なるほど~」

「直せますか?直るんですか!?」



「はい、直りませんね」

Σ(゚口゚;


どうやら排水管が古過ぎて修理不可能とのこと、本当に直すならかなり大掛かりな工事が必要とのこと


「一応に少しずつでも水は流れるので、大変ですけどちょっとずつ水を流していくしかないですね」

「はぁー、・・・ありがとうございました」



その日の夜。試しに湯を張って少しずつ流してみたら


ちゃんと流れてました。


栓を全開にしたらリバースするが7割くらいまでなら問題無い様子


―こうして私の一人暮らし生活最も悲惨な出来事だった「浴槽のマリオ事件」。そのなかで解決のため私が行動したそのおよそ全てが無駄骨に終わるっという結果で幕を降ろしました。

Σ(゚口゚;