※今回の記事は二次創作要素を多分に含みます。Pがニットなのが気に食わん?そこは好きなように脳内変換しろって何度言わせりゃ気が済むんだよ!?(爆)


4月15日商店街 アクセサリーショップ


美穂「プロデューサーさん、あの女の子とアクセサリーショップに入ってますね。」

文香「あ………何か買ってます…………プレゼント……して………ます…。」

ちとせ「嘘………夕美ちゃ…!?」

夕美「プロデューサーさん、あの娘と凄く仲良さそう……しかも楽しそう~……ふ~ん……。」

『(アカン……ショックで燃え尽きてる……)』

夕美「………ニットさんと最近会えて無かったけど…………わたし、もう飽きられちゃったのかな……?」

文香「それは違います…!」

夕美「文香…ちゃん?」

文香「夕美さん、あの人が…プロデューサーさんが…ニットさんが私達の事を大切に想ってくださってるのは貴女が一番御存知のはずです。その貴女が彼を信じなくてどうするんですか?」

夕美「そうだよね………うん、ニットさんの事信じないと。」

ちとせ「………まったく、私達のプロデューサーは女の子にここまで言わせて…あの娘は一体なんなの?」

???「許せねぇよなぁ?」










美穂「あの~……どちら様ですか?」

???「おい、お前!おれの名をいってみろ!!」

美穂「ヨシオくん?」

???「誰じゃそれは!?このジャギ様を知らんのか!?」

ちとせ「いや、そんな知ってて当然みたいな体で話されても……」

ジャギ「口の減らん小娘が……。そんなことよりもだ。俺はこう見えても最近芸能プロダクションを立ち上げてな……世紀末プロダクションのアイドルを募集してるところだ。」

『はぁ……。』

ジャギ「見たところ、お前らなかなか素質がある……どうだ、あんなニット帽の事は放っておいて俺のところに来い。悪いようにはせん。」

夕美「いや、絶対嫌ですけど。」
文香「率直にお断りします。」
ちとせ「なんとなく……
こんな世紀末な格好でデビューさせられそうだから、拒否するわ。」
美穂「せめてスカウトは弟さんが……」

ジャギ「貴様!弟だと!?俺が弟に劣ると言いたいのか!?兄よりすぐれた弟なぞ存在しねえ!!」

『(あ、地雷踏んだっぽい)』

ジャギ「もう面倒な事は無しだ!貴様らまとめて無理矢理連れて行ってくれる!」

夕美「みんな下がって……

ここはわたしが…!(画像はイメージです)」

ジャギ「フン、小娘ごときがこの俺様を倒……フンギャ!?」

ちとせ「ゑ…?夕美ちゃん戦えるの?」
美穂「でも動きが……なんていうか……乱暴な……。」
文香「まるで………ニットさんが暴れた時のような……。」



*****

4月15日 同時刻 某所

毒蜂「ニットの最相の人が戦っているようだが……思ったより荒々しい戦い方だね。」

与「夕美様の戦いかたはニット様の戦いかたですから。」

毒蜂「?どういう事かな?」

与「夕美様はニット様のことをいちばん理解していて、いちばんみています。そしてしんじてます。だから戦うときはニット様がどう戦うかイメージできます。」

毒蜂「………なるほど恐れ入ったよ。つまり彼女は彼の一番の理解者だからこそ彼のスタイルを容易にトレースできるというワケだね。もっとも、あくまでニットの動きを相葉夕美に当てはめるだけだからオリジナルよりは格段に弱いし完全再現とはいかないだろうがあの程度の相手なら問題無いということか。」


*****


夕美「勝負あり…ですね。」

ジャギ「ふざけるな…!この俺様が…!ジャギ様がこんな小娘ごときに…!(懐から銃を取り出す)」

美穂「!?夕美さん…!?」

ジャギ「フハハハ!喰らいや……が!?」

ニット「(ジャギの銃を持った手を踏みつける)おっと……天下の往来でそんなもん出しちゃいけねぇな。それよりもウチのアイドルに手を出すたぁ……覚悟は良いか?俺はできている(ニッコリ)」







ニット「さてと……お前ら大丈夫か?」

夕美「プロデューサーさん…うん、大丈夫だよ。」

ニット「そらぁ、良かった。」

ちとせ「こっちは良くないんだけど?」

ニット「なして?」

??「ニットさん待ってよ~。急に飛び出すんだから~…。」

美穂「あの…ニットさん、その娘は…?」

甘奈「あ、

大崎甘奈、283プロでアイドルやってま~す。よろしくお願いします!」

ニット「この前、283プロに研修で行った時に知り合ってな。ちょいと相談に乗ってもらってたんだ。」

文香「相談?」

ニット「ああ……夕美……誕生日おめでとう。(花をあしらったアクセサリーを渡す)」

夕美「これ……」

ニット「いや……お前にプレゼント渡すにしてもマンネリな気がしてたからよ……オシャレに詳しい大崎さんにアドバイス貰ってたってワケだ。」

甘奈「ニットさん、め~っちゃ真剣に選んでたんだよ。夕美ちゃんのこと大好きだなって見てたら分かるぐらいね。(ちょっと羨ましいかも………)」

夕美「そうだったんだ……(じゃあ、さっきプレゼントしてたのはお礼を買ってあげてたってことだったんだ……)プロデューサーさん…ごめんね。」

ニット「?何で謝る?」

夕美「何でも……!それから………ありがと!」

ニット「どういたしまして。それより、これから事務所で誕生日パーティーだろ?」

夕美「うん。あ、甘奈ちゃんもどう?」

甘奈「良いの?ありがとう!でも、今日はこのあと甜花ちゃんと千雪さんと一緒にスイーツ食べに行く予定なの。だからごめんね。」

夕美「ううん、こっちも急にごめんね。それからプロデューサーさんを手伝ってくれてありがとうね。」

甘奈「どういたしまして。それから……


お誕生日おめでとう




終わり