
「君からあいつに触れる事ってあるか?」と、聞かれ、困惑
僕から彼に手を出すのは無かったから、首を振ってNO、の合図

何故か僕から目を逸らして言う「なら、あの日が初めてか」

右腕さんに言われて思い出す → あの日 →地下道

寒気がする …思い出したくないなあ…

「地下道で、が、初めてか?」
右腕さんの語調が強さを増す →慌てて頷く

「やっぱり…」何が?「あの時、君の手が…」…何だろう?

言い淀み、また、僕から目を逸らす「とにかく、君からあいつに触れるな」
それは、言われなくても…→だって、地下道の時みたいになったら嫌だから

自嘲するような感じの右腕さんが僕に向き直る
「 俺の言ってる意味が解らなくていいから、約束してくれ」

あの時、触れた手に振り向いて貰えなくて、本当に怖かった
二度と僕からは彼に触れない …右腕さんに、ゆっくり、頷く

顔を上げると、「君が視線を合わせるのは珍しいな」
笑って言う右腕さん →その笑顔も珍しいですよ
