タイトルの変更も行って、今日から心機一転です。
どんなことであれ、一人相撲って寂しくてむなしくて、そんなところがはたから見てると笑えるという、何の生産性も持たない行為だと思います。しかも、やってる本人は本気なんだから。
最近はやりのエアギターみたいなおかしさがあるのかもしれない。
でも、僕はそんな一人相撲すらとれていないということに気づいた。
一人相撲をとっている人を影でこそこそと笑っている。それが今の僕。
そのくせ、笑いながらこっそり、土俵に上がっても恥ずかしくないように一人で練習をしているのだ。
自分が相撲をとるときは、絶対に相手があるものなのだと思い込んでいるどうしようもない男。
そう、僕はまだ土俵にすら上がれていない。
これから、土俵にあがり一人相撲をとって、その虚しさにうちのめされて、そこからまたはいあがって、ようやく幕下付け出しくらいの相撲がとれるようになるのだ、と勝手な妄想を繰り広げるとむなしくなってくる。
そんな時間あるのかよ、と。
30歳にもなって、そんなことを考えている人はもうおかしいですよと、誰かに肩をたたかれる、数年後にはきっとそういうことがやってくる、と、今こうして書いているだけでも、土俵の下から悪い妄想を浮かべてしまう。
でも、本物の力士だって30歳じゃあベテランだ。
僕はもう、普通の新人として土俵に上がることはかなわないのだ。
だったらどうするかなんて、僕には答えが出せません。
ともかくも、土俵に上がりたい。
土俵に上がったその先なんて、今の僕には、見えやしない。
病んだ精神を、治さねばならない。